教会の祈り 使徒の働き 12:1ー11

こうしてペテロは牢に閉じ込められていた。教会は彼のために、神に熱心に祈り続けていた。(5節)

『祈りは奇蹟を生む』(いのちのことば社)とは本田弘慈先生の本のタイトルですが、まさにそのままズバリの事実がここです。ヘロデの迫害、ヤコブの殉教、今また一番の頼みの綱のペテロの投獄。牢に閉じ込められていたペテロのために教会がなし得たことはただ一つ、「祈り」です。一方、ペテロはいのちの危機にさらせれつつも牢内で熟睡中。ペテロの主への全き信頼の姿です。神は「教会の祈り」に鮮やかに応えられ、御使いを遣わし、ペテロを連れ出しました。「教会の祈り」はかくして、第一、第二の衛所も鉄の門さえも開いたのです。お互いはこうした「教会の祈り」の力をどれほど体験していますか。生ける神の奇蹟のみわざを拝するような「祈り」を体得したいものです。「私は祈るばかりです」(詩篇109・4)のヘブル原語は、「私」、「祈り」の二語のみです。祈る器の集う、祈る教会でありますように。

神と共に歩む日々 小野淳子著 6月1日 164頁より