夜明けの岸辺   ヨハネ21:1-11

夜が明けそめたとき、イエスは岸辺に立たされた。けれども弟子たちはには、それがイエスであることがわからなかった。(4節)

親から離れた孤児のような、弟子たちの何とももの寂しい様子が伝わってくるテベリヤ湖畔の夜。もとの働きに戻り、彼らはペテロを先頭に「漁に行く」。「しかし、その夜は何もとれなかった」。いよいよ失望落胆の夜明け前の暗黒。自然界の夜明けとともに、霊界にも夜が明け染めました。義の太陽なる主が岸辺に立たれたのです。夜通し労して魚がとれないなら、朝にはとれる可能性のないのが普通。ところが、見知らぬ人のことばに従った時、おびただしい魚ーそれは153匹の大きな魚だった!ーが網に入った。イエスの愛に敏感だったヨハネはいち早く「主です」と叫び、裸だったペテロは上着をまとって湖に飛び込みました。一気に失望落胆の夜は明けて、驚くばかりの明るい朝に。私の人生の暗い夜もまた、復活の主とともに明け染めるのです。感謝なことです。

神と共に歩む日々 小野淳子著