羊飼い

「主はわたしの牧者であって、わたしには乏しいことがない。」

詩篇23篇1節

「常時盈満」、恩師の聖書の書き込みを見つけて以来、ハートに刻みつけられました。これだけで満ち足りた思いです。まさに詩篇23篇1節は、そのことを語っています。神が私の羊飼いであってくださるなら、いつでもどこでも満ち盈ちています、との幸いな告白です。愚かで迷いやすい羊には、羊飼いがいなければ死も同然。羊飼いは羊にとってすべてのすべてです。ダビデは羊を飼いながら、羊飼いの思いをうちに養いながら実感したのです。

さらにダビデの子としてお生まれくださったキリストが、ご自身を良い羊飼いとして、私たちに現われてくださいます。「わたしよい羊飼いである。よい羊飼いは、羊のために命を捨てる。」(ヨハネによる福音書10章11節)。羊がいのちを得、それを豊かに持つためにおいでくださいました。緑の牧場(教会)に伏させていただき、いこいの水のほとり(みことば)に伴われ、満ち満ちたいのちにあふれましょう。

(小野淳子著 「神と共に歩む日々」より)