<祝祷>

「願わくは主があなたを祝福し、あなたを守られるように。」(民数記6章24節)

IMGP0718 アロンとその子たちが祭司として立てられたのは、イスラエル人を神の前に聖別し、祝福するためでした。そしてここに祝福のことばがまとめられています。これは祝祷であり、三重の祝福、すなわち三位一体の祝福と言われます。
24節は父なる神の祝福と保護、25節は子なる神の恵みと臨在、26節は聖霊なる神の臨在と豊かな恩寵です。「御顔」とはなんという温かい響き!「御顔の助け」(詩篇42・5、英欽定訳)は、英欄外では「臨在は救いである」とあります。そして、「平安」はヘブル原語では「シャローム」。この語の内容は、単に平安のみにとどまらず、健康面、経済面、信仰面すべてにありとあらゆる祝福が注がれ、繁栄しますように、とのことばです。
私たちも新約の祭司として、選ばれ、召されている今、父、子、聖霊なる神の、豊かにあふれる祝福と繁栄をまたすべてのすべてである臨在を祈りましょう。

小野淳子著「神と共に歩む日々」より