祈り(2) ルカ11・5ー13

「わたしは、あなたがたに言います。求めなさい。そうすれば与えられます。探しなさい。そうすれば見つかります。たたきなさい。そうすれば開かれます。」(9節)

7月の花

祈りについて、続いてのイエスさまのたとえ話により、祈りの動機、原動力は友への愛とわかります。「最もよく祈る人は、最もよく愛する人」です。真夜中という条件の悪い中でも、また、たとえ拒まれたとしても、「あくまで頼み続けるなら、そのためには起き上がって、必要な物を与えるでしょう」とあります。友達だからというのではなく、「しきりに願うので」(8節、協会訳)です。だから求め続けなさい、探し続けなさい、たたき続けなさいと次第に積極的な動作を勧めています。祈り抜いていく中に、聖霊が注がれ、信仰に満たされ、得たとの確信に導かれます。最高の賜物である聖霊が、天の父から与えられると約束されています。ネバー・ギブ・アップ(Never give up)!決してあきらめない祈りの人に!

小野淳子著「神と共に歩む日々」より