若い日に  伝道の書12:1-14

あなたの若い日に、あなたの創造者を覚えよ。わざわいの日が来ないうちに、また「何の喜びもない。」という年月が近づく前に。(1節)

アメリカの大伝道者、D・L・ムーディが、1本は長く、もう1本は短い2本の鉛筆を手に持って、「皆さん、どちらがお父さんでどちらが子どもでしょうか?」と語りかけました。ムーディの言いたかったのは、長いほうこそ幼子であって、これから長い生涯を神にささげていけるということでした。若い日に、幼い日に、神のことばに触れ、真の創造者なる唯一の神を信じて歩めることは至上の幸いです。その人自身に喜びと楽しみが満ちるのみでなく、神の国の建設にどんなに大きな貢献となるか知れないからです。

教会学校を知らない、しかし、20歳で主に出会った私にとって、児童の救いは、熱い情熱を傾ける場です。もちろん人により、中年期、熟年期、老年期に創造主と出会われる方もあります。実は今が人生のどの時期であれ、「今日」という日が私にとって一番若い日!喜びと楽しみの生涯を祈ります。

神と共に歩む日々 小野淳子著