主を待ち望む者  イザヤ書40:12ー31

しかし、主を待ち望む者は新しく力を得、鷲のように翼をかって上ることができる。走ってもたゆまず、歩いても疲れない(31節)

「主は永遠の神、地の果てまで創造された方」(28節)。こういうお方からの慰めとはなんと力強く頼もしい慰めでしょう。私がなすべきことはまず、目を高く上げて創造者を見る(26節)こと。無から有を呼び出されたお方です。次に「主を待ち望む」(31節)ことです。精力に満ち、その力は強く、疲れることなく、たゆむことなく、疲れた者には力を与え、精力のない者には活気をつけてくださる主です(26-29節)年若い者も、壮年の者も(30節、協会訳)疲れ倒れる。ましてや老人も!「しかし、主を待ち望む者は新しく力を得る。」すなわち、力を変換する。上り坂で自転車のギアチェンジをするようにです。かくして、鷲のように高く高く上り、走ってもたゆまず、歩いても疲れないコンスタントな歩みの継続。そしてそれは前進とともに、上昇してゆく、天の所に移された者にふさわしい歩みとなるのです。
神と共に歩む日々 小野淳子著