< 全家族 >
ふたりが言った。「主イエスを信じなさい。そうしたら、あなたもあなたの家族も救われます。」
使徒行伝16章31節
あれほど御霊にお従いしてきたのに、ひとりのあわれな女奴隷を救ったのに、なぜ今この牢でこの苦しい足枷ですか、神さま! とは二人の祈りでも思いでもありませんでした。むしろ、時あたかも真夜中のごとく、彼らの境遇も暗夜の中で、二人は「神に祈りつつ賛美の歌を歌って」いました! 神は自然界の現象、大地震をもって応えられ、囚人たちの鎖が解け、牢の扉は前回。看守はもはや自分の人生も終わりと自殺しかけますが、パウロの大胆な叫び。二人の前に救いを求めてひれ伏す看守に、なお確信に満ちてパウロとシラスは31節を語ります。みことばの約束のごとく、看守と全家族とは主イエスを信じてバプテスマを受けました。
なんという人生の夜明け! ノアの時以来、全家族の救いは神のみこころと知ります。全家族の救いのため約束を信じて、祈り求め続ける力を得ます。
小野淳子著「神と共に歩む日々」より