<鉄砲水> Ⅱサムエル記5:17-25

それで、ダビデはバアル・ペラツィムに行き、そこで彼らを打った。そして言った。「主は、水が破れ出るように、私の前で私の敵を破られた。(20節)

ヘブロンにてユダを治めた7年6か月、後エルサレムにて全イスラエルの王となってダビデの町建立。ダビデの王位も堅く、大国もいよいよ盛んに主によって栄えさせられました。人が祝福される時、敵はねたんでねらってきます。宿敵ペリシテとの交戦。主はダビデに、バアル・ペラツィム、破れ出る水のような勝利を与えられました。

かつてニュースで、山間部を走る観光バスが山肌から急に勢いよく吹き出してきた鉄砲水により谷底につき落されたのを知り、以来この鉄砲水の勢いの印象が心に残っています。ダビデの勢いはまさにこのとおり。その中で大切なのは、どこまでもダビデが「主にうかがって」という態度。その時、その時、導きを得て従ったことです。世と肉とサタンに対して、私の霊の勢いはいかほどでしょう?

小野淳子著 「神と共に歩む日々」より