愛の贈り物 ヨハネ3・1-16
神は、実にそのひとり子をお与えになったほどに、世を愛された。それは御子を信じる者が、ひとりとして滅びることなく、永遠のいのちを持つためである。(16節)
旧新約聖書の要約と言われるみことばです。愛する者のために贈り物をするとき、長い間その人のことを思いつつ準備をします。神は私を愛して、永遠の初めから御胸に温め、愛の内に最高の贈り物を準備してくださいました。その贈り物とは、かけがえのない神のひとり子イエス・キリストでした。これ以上のものは考えられないものでした。天上に照り映えていた父、子、御霊の神の栄光を捨て、暗く冷たく卑しい醜いこの地上に。さらには、私に代わってのろわれた者として十字架にかけられ、完全断罪されました。この御子の死により、信じる私は死ななくてよい、永遠のいのちという贈り物にあずかれるのです。神に反抗、敵対していた者に、何という愛の贈り物でしょう!数々のクリスマスプレゼントも、この贈り物なくしては意味なしです。良いクリスマスを!
神と共に歩む日々 小野淳子著