受難節のメッセージ・その2『謙遜のしもべ』でした。2016.2/21(日)

≪今週のみ言葉≫

「世にいる自分の者たちを愛して、彼らを最後まで愛し通された」。ヨハネ13・1

このみ言葉は新改訳では以下のようになっています。

「世にいる自分のものを愛されたイエスは、その愛を残ることなく示された」と。

イエス様の謙遜は徹底したものでした。まさに神的でした。天の栄光を捨てて、私たちと同じ人の姿をとられ、しかも十字架の死に至るまで従順であられましたから!

弟子たちとの最後の食事の席でもその性質、神の謙遜なしもべの性質がいかんなく発揮されたわけでした。腰に手ぬぐいを巻き、たらいに水を入れ、ほこりにまみれた弟子たちの足を洗い、手ぬぐいでふかれたのでした。それはその家の奴隷のする仕事でした!しかしそこには2つの大きなメッセージがあったのです。一つは、弟子たちに手本を示した、だからあなたがたも互いに足を洗い合いなさい、弟子として互いに愛し合いなさいとのメッセージ。もう一つは、やがて、十字架にかかられて、足の汚れのみか全人類の罪の汚れを洗い流して下さる日が来るというわけです。

新聖歌99番「馬槽の中に」(由木康作詞)を礼拝のはじめに歌いました。『謙遜のしもべ』が迫ってくる賛美です。

♪新聖歌99番

1.馬槽の中に産声上げ、木工の家に人となりて貧しき憂い生くる悩みつぶさになめしこの人を見よ

2.食する暇もうち忘れて虐げられたし人を訪ね友なき者の友となりて心砕きしこの人を見よ

3.すべてのものを与えしすえ死のほか何も報いられで十字架の上に上げられつつ敵を赦ししこの人を見よ

4.この人を見よこの人にぞこよなき愛は現われたるこの人を見よこの人こそ人となりたる活ける神なれ アーメン。

<お知らせ>

▷わたしたちの教会にも聖歌隊があって、礼拝のあと練習をしています。今イースター礼拝で賛美する曲を練習中です。賛美されたい方どうぞ加わって下さい。大歓迎です。