残暑お見舞い申し上げます。2016.8/21(日)
《今週のみ言葉》
「サムソンがそれを飲むと彼の霊はもとにかえって元気づいた。それでその名を『呼ばわった者の泉』と呼んだ。」 士師記15章19節
収穫期の照りつける太陽のもと、ろばのあご骨一つをもってペリシテ人1,000人を打ちたおしたサムソンは当然のごとく非常な渇きを覚えて、神に呼ばわりました。すると主はレヒにあるくぼんだ所を裂かれたので、そこから水が流れ出ました。サムソンはそれを飲んでホッと一息も二息もつきすっかりその霊がもとにもどって元気づいたのでした。まさに今、渇きの季節ですが、人間本来の渇きを誰しもがもっています。レヒとはあごをさすくぼんだ所ですが、人の心の中には生まれつきのままだと、何をもっても満たすことのできない空洞があるのです。そこを埋めようと人は趣味や仕事や金銭や娯楽に走るのですが、決して埋まりません。ただ、造り主なる神をお迎えしてはじめて埋められ、満たされるのです。
「あなたはわたしたちをあなたに向けて造られ、わたしたちの心はあなたに安らうまでは安んじないからである」(聖アウグスチヌス『告白録』1巻1章より)造り主への道、それがキリストの十字架です。罪をみとめ、おわびし身代わりのキリストの死を信じて、罪ゆるされ、神との和解に入れられます。今も呼ばわり祈る者のためにその泉は開かれています。
<お知らせ>
▷ 残暑とは言え、なお猛暑!しっかり「いのちの水」(神のみことば)を飲んで元気に乗り切りましょう!
▷ 8/22(月)~25(木)第56回香登修養会が備前市の香登教会で行われます。主講師は峯野龍弘師です。お祈り下さりふるってご出席下さい!