8月最終礼拝でした。2016.8/28(日)

≪今週のみ言葉≫
「サムソンは主に呼ばわって言った。『ああ、主なる神よ、どうぞ、わたしを覚えてください』」。
士師記16章28節

怪力サムソンの生涯はここでクライマックス、また終局を迎えます。人の弱さにどう対面していくのか、サムソンはこの点では反面教師です。主の霊が彼に臨むと、怪力を発揮しますが、「彼の肉体的な力は彼の道徳的な弱さと好対照をなしている」との言葉はぴったりです。異性に弱かったサムソンは、デリラという女性を愛し、ナジル人にふさわしくない行動をとってしまいました。サムソンには使命への自覚と、ナジル人であることの自覚、賜物への自覚が欠けていたのでした。ついに力の秘密を打ち明け、髪を剃り落とされ、当然無力なサムソンは捕えられ、獄でうすを挽く身となりました。ここで、彼は遅まきにもやっと本心に立ち返ったのでした。ペリシテの神ダゴンの祭の中で、見せ物にされた時、少しずつ髪の毛も伸びていましたので、彼は自分の両手を宮の柱にかけ、神に呼ばわり引き寄せ、3,000人以上の人々のいる宮を倒し、サムソンはペリシテ人と共に死んだのでした。生きていた時に殺した人よりも多くを殺して。結局は神の憐れみによる勝利と召天でした。『人が真に強い時』、それは自らの弱さを深く自覚して、全く神の憐れみにすがり信頼している時です。

<お知らせ>
▷今週中には「今月のメッセージ」、「今月のお祈り」、「ヘッダー」(白いさるすべり)が更新されます。
▷8/14㈰「そうめん流し」が行事報告欄に載りました。
▷次週9/4㈰はいよいよ振起日聖餐式礼拝です。「ラリー・デ-」と言われ、心引き締めて、「全員集合」の日です。実りの秋に共にスタート致しましょう。