渇きを覚える季節になりました。2019.6/23㈰
<<今週のみ言葉>>
「どうぞ、あなたの霊の二つの分をわたしに継がせてください」。
列王下2章9節
「火をよび下し、雨を降らししエリヤ」(聖歌253番)と歌われた彗星の如き預言者エリヤを師と仰いだ弟子のエリシャが、後継者とされていった場面です。主がエリヤをつむじ風をもって天に上らせようとされた時、エリシャはどこまでもエリヤについて行きました。ベテルに、エリコに、ヨルダンに。エリヤからも、預言者のともがらからも「ここにとどまっていなさい」としきりに言われながらもエリシャはエリヤを離れませんでした。それはエリシャの内に『欠乏を覚えての霊の渇き』があったからでした。エリヤが外套を巻いてヨルダン川を打つと水が左右に分かれ二人はヨルダンを渡りました。そしてエリヤが、エリシャに「あなたを離れる前に、あなたのしてほしい事を求めなさい」と言ったので、エリシャはこのみ言葉を言いました。「あなたは難しい事を求める。もしわたしがあなたを離れるのを見るならば、そのようになるであろう」と言われ、エリシャは、火の車と火の馬に迎えられつむじ風に乗って天にのぼるエリヤをしかと見とどけました。エリシャがエリヤの外套を取って水を打ち「エリヤの神、主はどこにおられますか」と言って水を打つと水が左右に分かれエリシャは渡りました。預言者たちは「エリヤの霊がエリシャの上にとどまっている」と認めたのでした。新約時代の今、お互いは「キリストの霊」の後継者として、ペンテコステを通って神からつかわされているのです。聖霊の満たしに渇いて、満たされて用いられましょう。
<お知らせ>
▷今年も早くも上半期が次週の聖日をもって終わろうとしています。主の守りと恵みを深く覚え感謝をささげたいものです。
▷6/30㈰~7/1(月)にかけて「今月のメッセージ」「7月のお祈り」ヘッダー(びわ)が更新されます。