「ゲツセマネの祈り」を味わいました。 2020.3/22(日)
≪今週のみ言葉≫
「アバ、父よ、あなたにはできないことはありません。どうか、この杯をわたしから取りのけてください。しかし、わたしの思いではなく、みこころのままになさってください」。マルコ14章36節
十字架にかかられる週、エルサレム入城の日以来、イエス様は「いつものように」「いつもの場所」(ルカ22・39.40)で毎夜、お祈りをされました。第5夜、すなわち木曜日の夜が最後でしたが、そこはオリーブ山のふもと、ゲツセマネという所でした。「油絞り」という意味の名にふさわしく、そこにて、主イエスは「苦しみの祈り」をされたのでした。父なる神の前に「ありのまま祈られました」すなわち、ご自分の悲しみ、悩み、肉体の弱さをさらけ出して、「悲しみのあまり死ぬほどである」(34)とまで言われ、ふつうユダヤ人は立って祈る所を、イエス様は苦しみと悲しみのあまり立っていることができず、「地にひれ伏し」(35)て祈られました。ルカの表現では「その汗が血のしたたりのように地に落ちた」(22,44)ほどの苦しみでした。しかし、祈りの内に『みこころ』が十字架と悟られ、その祈りは勝利の祈り、『みこころ』に従うという深い喜びの祈りと変えられたのでした!十字架に至る過酷な扱いと敗北ともみなされるような十字架の極刑への勝利はここ、ゲツセマネのこの祈りから来たのでした!そして、それは皆「わたしのため、あなたのため」でした。
<お知らせ>
▷コロナウイルスの終息のため続いて、ひたすら祈りましょう!コロナウイルスの去ったあと、諸教会に神の霊のリバイバルを祈りましょう!
▷願わくは、4/12(日)イースター合同礼拝と午後の集い 4/19(日)召天者合同記念礼拝を予定通り行うことができますよう、全能の主に祈ります。