新型コロナウイルス感染拡大第2波の中です。2020.8/23(日)
《今週のみ言葉》
「みんなの者は食べて満腹した。パンくずの残りを集めると、十二のかごにいっぱいになった」。 マタイ14章20節
◇牧師館より祈りを込めて 8/23(日) 礼拝説教概要
説教題:『神にささげる祝福』
聖 書: マタイ14章13~21節
「みんなの者は食べて満腹した。パンくずの残りを集めると、十二のかごにいっぱいになった」。 マタイ14章20節
主イエスはこの世の終りの前兆として、「戦争、地震、疫病、ききん」をあげています(マタイ24・7、マルコ13・8、ルカ21・10~11)。そうしたことの起る前に今「恵みの時、救いの日」(Ⅱコリント6・2)にイエス様の教えとお働きに心を留め、しっかり信じて祝福の内を歩みましょう。今日のところは、《パンの奇跡》と言われる所です。マタイ、マルコ、ルカ、ヨハネの四福音書がみな記している唯一の奇跡です。重要な奇跡なのです。
Ⅰ奇跡の主
「わたしが命のパンである」(ヨハネ6・35)と言われたイエスご自身です。「イエスは舟から上がって、おおぜいの群衆をごらんになり、彼らを深くあわれんで、そのうちの病人たちをおいやしになった」(14)のでしたが、そのあわれみの心から、この奇跡がなされました。弟子たちが群衆を解散させて、自分たちで食物を買うように村々へ行かせて下さいと言った時、「いや行かせるには及ばない。あなたがたの手で食物をやりなさい」と言われます!弟子たちは内心、なんとムチャなことと思ったことでしょうが、「わたしたちはここに、パン五つと魚二匹しか持っていません」と言うと、イエスは「それをここに持ってきなさい」と言われ、群衆を草の上にすわらせ、「五つのパンと二匹の魚を手に取り、天を仰いで祝福し、パンをさいて弟子たちに渡された」のでした(19)。「弟子たちはそれを群衆に与えた」(20)、すると「みんなの者は食べて満腹した。パンくずの残りを集めると、十二のかごにいっぱいになった」(20)のでした!!
Ⅱ奇跡にあずかった人々
①子供(ヨハネ6・9)。シモン・ペテロの兄弟アンデレが、お弁当にパン五つと魚二匹を持っていた子供を紹介しました。アンデレ自身、「しかしこんなにおおぜいの人では、それが何になりましょう」と言いましたが、イエスの奇跡により、自分のさし出したパン五つと魚二匹が大群衆のお腹を満たしたことを目のあたりにしたこの少年の驚き!
②十二弟子。イエスがどのようなお方か全くまだわかっていなかった弟子たちをさえ、イエスは用いられたのでした。その時すでに、ガリラヤのカナの婚礼で、水をぶどう酒に変えられたイエスを思い出していたら、常識を越えて働かれるイエスを認めて、不信仰な、また否定的な言葉は出なかったでしょうが、そのような十二弟子がパンを分け与え、魚を配ったのでした!そして当然自分たちも食べて満腹したのでした。残ったパンくずの入った十二のかごの一つ一つを与えられたのかもしれません!
③群衆。「食べた者は、女と子供とを除いておおよそ五千人であった」(21)とあります。女と子供を入れれば、ゆうに1万人は超え、あるいは2万人とも言われます。その一人一人が確かに「食べて満腹した」のでした!「わたしが命のパンである」(ヨハネ6・35)と言われる、主イエス・キリストを信じるとき、霊も心も身体も満たされるのです。しかも、朽ちない永遠の命が約束されています!さらには「それをここに持ってきなさい」との招きに応じて、貧しく小さい存在、賜物、献げ物をお献げする時、考えられないほどの大きな祝福として注いで下さるのです。
<お知らせ>
▷8/20(木)から、早くも小学校は開始となり「かえるクラブ」に3人の小5の女の子と1人の小2の女の子がきてくれました!残念ながら「かえるクラブ」は8月はお休み、開始は9月からです。卓球とおやつを楽しみにきてくれてようで、嬉しいかぎりでした。み言葉カードと聖書日課を持って帰る彼女たちに「日曜日は10:15~あるよ、これたら来てネ!」と声をかけました。
▷猛暑はややピークを越えた体感です。感謝です。しかし、新型コロナウイルスは全く予想がつきません。対策を怠らず、自分のためと共と他の人のためでもありますから、心して過ごしましょう。クリスチャンとして、《祈りましょう!!》