主の年2021年明けましておめでとうございます!2021.1/3(日)
《今週・今年のみ言葉》
「わたしを呼べ。そうすれば、わたしはあなたに答え、あなたがたが知らない理解を越えた大いなることをあなたに告げよう。」エレミヤ書33章3節
◇牧師館より祈りを込めて 1/3㈰ 礼拝説教概要
説教題:『主を呼ぼう!』 聖書:エレミヤ書33章1~9節
「わたしを呼べ。そうすれば、わたしはあなたに答え、あなたが知らない理解を越えた大いなることをあなたに告げよう。」 エレミヤ書33章3節
主の年2021年第一聖日を迎えました。昨年「見よ、わたしは新しいことを行う。」(イザヤ書43章19節)の約束は、今年も引き続いて語られています。そしてそのためには、「わたしを呼べ。」(エレミヤ書33章3節)と今年み声がかけられているのです。
Ⅰ.祈りの対象(1~2、32・17、27)
「涙の預言者、悲しみの預言者」と言われるエレミヤが、「監視の庭に閉じ込められていたとき、再びエレミヤに次のような主のことばがあった」(1)のでした。天は大きく開かれていたのです。エレミヤはアナトテ出身の人でした。「アナトテ」とは「こだま」という意味です。32・17「ああ、神、主よ、ご覧ください。あなたは大いなる力と、伸ばされた御腕をもって天と地を造られました。あなたにとって不可能なことは一つもありません。」とのエレミヤの祈りに対し、32・27で「見よ。わたしはすべての肉なる者の神、主である。わたしにとって不可能なことが一つでもあろうか。」と、まさにこだまのように神は答えられました。そして33・2「地を造った主、それを形造って堅く立てた主、その名が主である方が言われる。」と再び語られます。獄中の預言者を激励し、続く3節の力強い祈りの約束は、エレミヤの信仰を大いに高めたにちがいありません。私たちも、このようなお方に祈るのです。
Ⅱ. 祈りへの招き(3) 「わたしを呼べ」は、祈りへの神からの招きです。「わたしはあなたに答え」は、祈りが効果的であるという神の約束です。「理解を越えた大いなる事を、あなたに告げよう」は、人がかつて知り得たよりも、もっと祈りが効果のあることの、神からの保証です。祈りは神の力の新しい理解に扉を開く対話です。祈りへの神の答えは、大きさにおいて、範囲において、力において偉大なものなのです。「理解を越えた」事に当たるヘブル語は、「隔離された事、視界をさえぎられた事」を意味する語です。祈りは神の秘密を開く力です。神はしばしば、私たちの心を啓発し、私たちの無知を追い払うために、祈りを用いられます。この2021年、「今まで以上によく祈った一年」になりますように。きっと、家庭に、神の家族に何かが起こるにちがいありません
<お知らせ>
▷コロナ禍の中で迎えた新年ですがやはり、新しい希望が湧くものです。おめでとうございます。
▷旧約のみ言葉はエレミヤ書33章3節、新約のみ言葉は、テサロニケ人への手紙第一5章16、17、18節で、1月に味わいます。今年一年、このみ言葉に本気で生きるなら、きっと素晴らしい一年になるにちがいないと思わされます!
▷本年も主にありて、よろしくお願いいたします。