6月第一聖日、自宅礼拝①です。2021.6/6(日)
≪今週のみ言葉≫
「主を恐れることは知識の初め。」箴言1章7節
説教題:『知識の初め』 聖 書:箴言1章7~19節
「イスラエルの王、ダビデの子ソロモンの箴言。」(1)とありますが、ソロモンによって書かれたことわざ(格言)は10~19章と25,26章で、本日のテキストの部分は「知恵のある者のことば」(6)で、ソロモンの先生からソロモンが学んだ言葉です。本日の暗唱聖句が、箴言全体の中心聖句と言えます。幼い子どもたちの知識欲は旺盛です。「どうして?」「何これ?」と何でも知りたくて質問攻めです。まさに≪真の知恵≫を教え込む最良のチャンスと言えます。
Ⅰ.愚かな人 「愚か者は心の中で『神はいない』と言う。(詩篇14・1)彼らは腐っていて忌まわしいことを行う。善を行う者はいない。」(同53・1)聖書は神はいないと思い神を信じようとしない人のことを「愚かな人」と言います。この世の知者、学者、博士号を得ている人でも、もしその人が「神はいない。神を信じない」と言えば、それらすべての人々は「愚か者」と断定されるのです。
Ⅱ.賢い人 「結局のところ、もうすべてが聞かされていることだ。神を恐れよ。神の命令を守れ。これが人間にとってすべてである。」(伝道者の書12章13節)「恐れる」と「畏れる」。「恐れる」と記すと、恐怖を覚えるという意味にもとられてしまいますが、現代漢字の中から「畏れる」というのが消えたため残念です。「神を恐れる」とは「神を畏れる」すなわち「畏敬の念を抱く」ことです。神を畏れ、敬い、謙り、従い、神を第一として生きることをあらわしています。そういう者こそが聖書で量る「賢い人」なのです。たとえ貧しくても、たとえ他の知識や知恵に乏しくても、たとえ病弱であっても「賢い人」なのです。しかも『主を恐れることは、知識の初め。』とありますから、これこそが人生の一番大切な土台であるという訳です。この土台の上にこそ堅実な人生、神の栄光を現す人生が建て上げられていくのです。「人は、たとえ全世界を手に入れても、自分のいのちを失ったら何の益があるでしょうか。そのいのちを買い戻すのに、人は何を差し出せばよいのでしょうか。』(マタイ16・26)主を恐れ、主を第一とし、主に従うことによってのみ、人は永遠の命に生かされ、永遠の御国を受け継ぐことができるのですから!賢い者としての歩みを固く致しましょう。
<お知らせ>
▷香川の感染者数が2,000人を超え、県知事浜田さんの示す香川としての緊急事態宣言を重んじて、6月一杯は自宅礼拝ということになりました。会堂での礼拝と木曜かえるクラブを休止しています。
▷しかし、この所感染者数が一桁ということですので、願わくは、7月からの再開を信じ、祈っています。お祈り下さい。