猛暑の8月を迎えました!2021.8/1(日)

《今週のみ言葉》

「わたしが道であり、真理であり、いのちなのです。」 ヨハネの福音書14章6節

‘GREAT I  AM’シリーズその4です。‘I am the way,’今回は「道」に限ってのメッセージです。ヨハネの福音書14章から16章は、いわば、キリストから弟子たちへの決別説教遺言とも言えるものです。ご自分が世から天に移されること、その後に代わりに、遣わされてこられる第三位の神、聖霊なるお方について懇ろに語られます。

Ⅰ、究極の住居(2,3)     ペテロの信仰告白「あなたは生ける神の子キリストです。」(マタイ16,16)以来、弟子たちは、主の受難の予告を聞いてきました。さらにはヨハネ13章では、一人の弟子の裏切りやペテロの失敗、そして主イエスご自身が彼らのもとを去って行かれることを聞かされて、まさに「心を騒がせて」(1)いた弟子たちでした。その弟子たちに、行く所があるのだから、心を騒がせず、「神を信じ、またわたしを信じなさい。」(11)と主は言われます。そこは住む所(mansions)のたくさんある「父の家」だと。「わたしが行って、あなたがたに場所を用意したら、また来て、あなたがたをわたしのもとに迎えます。わたしがいるところに、あなたがたもいるようにするためです。」(3)と。すなわち主を信じる者の究極の住居は、「父の家」にある「住む所(mansions)」であり、しかも、そこに主イエスがおられるのだと言われます。7/28(水)「ベラカ」で開かれた、ソロモンとシェバの女王の記録と重なります。ソロモンのうわさを聞いて訪れた女王は、ソロモンの知恵と繁栄を目の当たりにして叫びました。「息も止まるばかりであった。」のでした(列王記第一10・5)「私は自分で来て、自分の目で見るまでは、そのことを信じなかったのですが、なんと、私にはその半分も知らされていなかったのです。」(同10・7)キリストこそ「ソロモンにまさるものがあります」(マタイ12・42)と言われたそのお方自身。キリストを信じる者の究極の住居、「天の御国」を目の当たりにする時、私たちも半分もわかっていませんでしたと叫ぶことでしょう!

Ⅱ、そこに至る唯一の道(6)   正直者の探究者トマスが言いました。「主よ、どこへ行かれるのか、私たちには分かりません。どうしたら、その道を知ることができるでしょうか。」(5)イエスは彼に答えられました。「わたしが道であり、真理であり、いのちなのです。わたしを通してでなければ、だれも父のみもとに行くことはできません。」(6)十字架で死に復活された神のひとり子キリストのみが父のみもとに通じる唯一の道なのです。教育・哲学・医学・芸術・難行・苦行、その他どんな道も通じません。唯、キリストを信じることによって、「父のみもと」に行けるのです。今、祈りによって「父のみもと」に、臨在される主によって、「父のみもと」にそして、究極的には永遠に「父のみもと」です!

<お知らせ>

▷「8月や6日9日、15日」の一句をかみしめる月です。

▷「コロナ感染」もなかなか終息の見通しが難しい中、クリスチャン達の祈りの必要を覚えることです。

▷8/4(水)10:30、13:30、第122回関西聖会オンラインに祈祷会は合流します。関西聖会は8/3(火)10:30、13:30と行われます。「岸之里キリスト教会」で検索して下さい。