8月最終聖日でした。 2021.8/29(日)
≪今週のみ言葉≫
「イスラエルの子らは、人が住んでいる土地に来るまで、四十年の間マナを食べた。」
出エジプト記16章35節
説教題:『天からのマナ』 聖 書:出エジプト記16章31~36節
8/24㈫25㈬と、第60回記念香登修養会がオンラインにて行われ、4回の聖会の恵みにたっぷりと浴しました。主題『命の水の流れを見る』「この川が入るところでは、すべてのものが生きる。」(エゼキエル47・9)聖会Ⅰでは9/6㈪に94才のお誕生日を迎えられる高橋虎夫師の貴重な聖会の流れの証し。説教は委員長の工藤弘雄師。祭壇の南、神殿の右側の下から流れていた水の流れは、きよい流れ、豊かな流れ、祝福の流れ。それがキリストを信じる私たちの心の奥底から流れ出るのです。(ヨハネ7・37)とのメッセージに改めて圧倒されました。聖会Ⅱ、Ⅲ、Ⅳ、主講師の石田学師はペテロの手紙第一1・1~3、13~16、2・9~12を軸に、エゼキエル47・9、詩篇1・3、イザヤ35・5~10と、それぞれ命の水の流れを連結して、見事に語って下さいました。一貫したメッセージは今現在試練の中にある私たちにぴったりのメッセージで、『私たちは地上では旅人・寄留者。生ける望みに生かされ聖なる者として、異邦人の中にあっては立派に(美しく)ふるまうよう召されています。そこに私たちを通して命の水=聖霊の川が豊かに流されていくのですと!』今日のテキストである荒野のイスラエルとダブって思いを巡らせられます。地上は「定住の地」ではない。カナン(天のカナン)こそ、神の民の定住の地なのです。
Ⅰ.天からのマナの奇跡(本日のテキスト、14~30節参考)
エクソダス(脱出)の大勝利の後、シンの荒野に入り、民はモーセとアロンにむかって不平を言いました。主はモーセに、夕には肉を、朝にはパンを与えると語られました。それは毎日その日の分を集め、六日目には翌日の安息日の分も二倍集めるようにとのことでした。夕にはうずらの肉、朝には宿営の周り一面に露が降り、露が消えると荒野の面には地に降りた霜のようなものがありました。「イスラエルの子らはこれを見て『これは何だろう』と言い合った。」(15)『これは何だろう』のヘブル語が『マーナー』であり、「この言葉は、同時に『これはマナである』と訳すこともできる言葉である」(『牧羊者』P.63)200万人もの大群衆の食用に足るほどの大量。分量は奇跡的に均等、安息日分は腐敗しなかった。その1オメルはあかしの箱の前に置かれて、永久保存に耐えた。しかもそのマナが朝毎に四十年間与えられ続けたことは、神の奇跡以外の何ものでもありません!!
Ⅱ.天からのパンの奇跡(ヨハネ6・32~35,48~51)
「わたしがいのちのパンです。わたしのもとに来る者は決して飢えることがなく、わたしを信じる者はどんなときにも、決して渇くことがありません。」(35)「わたしはいのちのパンです。あなたがたの先祖たちは荒野でマナを食べたが、死にました。しかし、これは天から下って来たパンで、それを食べると死ぬことがありません。わたしは、天から下って来た生けるパンです。」(48~51)この世の荒野の旅人、寄留者である私たちは、この「天からのパン」であるイエス・キリスト(=みことば)に日々養われつつ、天のカナンめざして、生ける望みの内に歩み続けるのです。
<お知らせ>
▷ 雨の多かった異常な8月、また月末には猛暑がぶり返し「蔓延防止等重点措置」が愛媛、香川、高知となりました。
▷私たちの教会では、2020.4/19~6月いっぱい、2021.6月一カ月の自宅礼拝に続いて3回目の自宅礼拝に8/22㈰より入りました。 9月いっぱいを予定しています。一人一人の信仰が深められ10/3㈰の教会創立72周年記念聖餐式礼拝より再開できますよう、お祈り下さい。
▷8/31㈫には「今月のメッセージ」「今月のお祈り」「ヘッダー(ひまわり)」が更新されます。