教会行事では「花の日子どもの日」でした。2022.6/12(日)

《今週のみことば》

「あなたがたは以前は闇でしたが、今は、主にあって光となりました。光の子どもとして歩みなさい。」エペソ人への手紙5章8節

教会カレンダー(教会暦、教会行事)では、6月第2日曜日は、「花の日・子どもの日」とされています。その由来です。1856年、アメリカのマサチューセッツ州の第一ユニバーサリスト教会のレオナルド牧師が、子どもたちをイエス様に導き、信仰告白をするようにと、特別礼拝説教と行事をしたことが始まりでした。1870年にはこの日を「シャロンのばら」と名付け、礼拝堂をばらで飾り、特別行事をし、やがてそれが「花の日」と呼ばれるようになり、神への感謝と人への愛を表わす日となりました。日本では明治の中頃から教会学校行事として行うようになりました。私たちの教会では2010年より「母の日・花の日礼拝」としてドッキングして行っています。そこで『牧羊者カリキュラム』では、『光の子ども』とされていますが、すべての『神の子ども』(年令を問わず)へのメッセージです。

 Ⅰ.闇から光へ 「古い人をあなたがたが脱ぎ捨てること、また、あなたがたが霊と心において新しくされ続け、真理に基づく義と聖をもって、神にかたどり造られた新しい人を着ることでした。」(エペソ4・22~24)人はそもそも神にかたどり造られましたが、アダムとエバの陥罪によりその形は崩され罪と闇の中に生きる者となりました。その回復のために「わたしは世の光です。」(ヨハネ8・12)と言われたイエス・キリストがおいで下さいました。全人類のすべての闇(罪・汚れ・のろい)を負って、処分して下さるためでした。「もし私たちが、神が光の中におられるように、光の中を歩んでいるなら、互いに交わりを持ち、御子イエスの血がすべての罪から私たちをきよめてくださいます。」(ヨハネの手紙第一1・7)闇の存在、闇の性質を、光の存在、光の性質へと変えて下さる唯一のお方、それが、光なるイエス・キリスト様なのです。「あなたがたを闇の中から、ご自分の驚くべき光の中に召してくださった」(ペテロの手紙第一2・9)お方です。

 Ⅱ.闇のわざから光のわざへ 『光の子ども』とは、聖書では「光に属する子」あるいは、「光の性質を受け継ぐ子」の意味であり、それは、光であるキリストのご性質を受け継ぐ者です。植物の成長には、光が不可欠であるように、信仰者の成長にとってもなくてはならないのが光です。「光の子として歩む」とは、「感謝のことば」(4)を語ること、「あらゆる善意と正義と真実」を行うこと(9)です。「感謝」「善意」「正義」「真実」という実を結ぶことが、光の子として歩む者の結果なのです。日々、キリストの光の内を、すなわち、《みことばの光、みことばと共に働いてくださる聖霊の光》の中を、『光の子ども』として歩ませて頂きましょう。

<お知らせ>

▷子どもたちの救いと成長のためには、日々のデボーションの中で、そして教会の祈祷会で熱く祈っていきたいと思います。

▷午後には「プロジェクト希望にむかって」委員会が行われます。平地で、みんなが同じフロアで礼拝できる新会堂の実現のためにも、日々熱く祈っています。「人の心には多くの思いがある。しかし、主の計画こそが実現する。」(箴言19章21節)続いてのご加祷、よろしくお願いいたします。