9月最終礼拝でした。2022.9/25(日)
《今週のみことば》
「見よ、わたしは、わたしのことばをあなたの口に与えた。」エレミヤ章1章9節
説教題: 『神様の召し』 聖書:エレミヤ書1章1~10節
「見よ、わたしは、わたしのことばをあなたの口に与えた。」エレミヤ書1章9節
若い預言者エレミヤへの『神様の召し』のできごとです。エレミヤが預言活動をした期間は、南王国ユダの王ヨシヤの第13年(紀元前627年)からエルサレムが陥落した紀元前587年までの40年間でした。
Ⅰ.神様の選びと召し。「このエレミヤに主のことばがあった。」(2)エレミヤがおよそ20歳位の時と考えられています。エレミヤは祭司の家系の中の一人でしたが、神様の選びは預言者だと言われるのです。「わたしは、あなたを胎内に形造る前からあなたを知り、あなたが母の胎を出る前からあなたを聖別し、国々への預言者と定めていた。」(5)との主のことばでした。神様の選びの奇しさを思います。「あなたがたがわたしを選んだのではなく、わたしがあなたがたを選び、あなたがたを任命しました。」(ヨハネ15・16)「しかし母の胎にあるときから私を選び出し、恵みをもって召してくださった神」(ガラテヤ1・15)。「すなわち神は、世界の基が据えられる前から、この方にあって私たちを選び、御前に聖なる傷のない者にしようとされたのです。」(エペソ1・4)大迫害者から大使徒へと選ばれ召されたパウロの驚くばかりの神の選びと召しについてのみことばではありませんか!お互いの選びと召しもこの神様からの奇しくもすばらしいものであるのです。
Ⅱ.神様の保証の言葉。 その神様からのことばの前に、20歳のころと考えられるエレミヤは言いました。「ああ、神、主よ、ご覧ください。私はまだ若くてどう語ってよいか分かりません。」(6)神様は、そう答えるエレミヤに、命じられました。「まだ若い、と言うな。わたしがあなたを遣わすすべてのところへ行き、わたしがあなたに命じるすべてのことを語れ。」(7)そして、「恐れるな。ともにいて救い出す」と臨在の保証をされました。 [さらに神様はリアルな幻によってエレミヤを預言者として任命します。それが〈【主】は御手を伸ばし、私の口に触れ〉るという行為です。神ご自身が手を伸べてエレミヤの口に触れてくださいました。神様が彼にその都度預言を与えると保証してくださるという意味です。これはひるむエレミヤへのだめ押しです。彼はついに降参し、主の召しを受け入れました。これ以降の彼の言葉には神の力が与えられます。〈見よ、わたしは、わたしのことばをあなたの口に与えた〉このことがあってから、エレミヤが主の霊に満たされて語る言葉は、神様からの預言となりました。](『牧羊者』P.90) 私たちへの神様の召し、それは、救いへの召し、信徒として教会の働きへの召し、日常生活での、家族、職場、地域の人々に仕える召し、さらには牧師、伝道者、宣教師への召し、いわゆる直接献身への召しがあります。神様からの召しには必ず保証のあることを知り、それぞれの召しにお応えする生涯とされましょう。
<お知らせ>
▷涼しくなったと思えば、また暑さがぶり返す中、対応しつつ、お元気に守られて下さい。
▷個人的に「記念日」の多い9月の月です。9/8(木)は、「新生記念日」55年前は1967年、金曜日でした。その日は、英国女王エリザベスⅡ世が天に帰られ、記念日と重なりました。9/17(土)、55年前は日曜日で、「水のバプテスマ記念日」でした。その日以来、55年間、礼拝を休まず守らせて頂いたことを思いつつ、主への感謝にあふれました。すべての栄光を主に!明日9/26(月)、43年前は1979年、火曜日でしたが、「英国よりの帰国記念日」です。ヨハネ12章24節のみことばと共に遣わされてきました。「さて、過ぐる一年どんな実を結んだか?」と振り返る時です。
▷共々に実り多い10月でありますように!