11月最終、収穫感謝礼拝でした。 2022.11/27(日)

≪今週のみ言葉≫

   「彼とともにいる者よりも大いなる方が、私たちとともにいてくださるからである。」歴代誌第二32章7節

 説教題: 『大いなる神の守り』  聖書:歴代誌第二32章9~22節

                                

 分裂王国の北王国10部族には19人の王が立てられ、悪王が多く、南王国2部族には20人の王が立てられ、善王が多くいました。本日のヒゼキヤ王は、その第13番目の王であり、「25歳で王となり、エルサレムで29年間、王であった。」(29・1、B.C.715~686)王様です。本日のアッシリアからの攻撃と危機は、B.C.701年のことでしたからヒゼキヤが40歳、即位半ばのことでした。「彼は、すべて父祖ダビデが行ったとおりに、主の目にかなうことを行った。」(29・2)とあり、神殿を、そして祭司やレビ人を整え、真実に宗教改革を行いました。「これらの真実なことが行われた後、アッシリアの王センナケリブが来て、ユダに入り、城壁のある町々に対して陣を敷いた。それらを攻め取ろうと考えたのである。」(32・1)このできごとはユダ王国にとってバビロン捕囚以前の最大の脅威でした。

Ⅰ.敵アッシリアの脅迫 ヒゼキヤ王の即位から第14年目B.C.701年、アッシリアの王センナケリブがユダを攻め取ろうと入ってきました。代表の家来はラブシャケ(列王第二18・17)で、彼はユダの民を脅しました。ヒゼキヤを信じるな、頼みとするな。イスラエルの神を信じるな、頼みとするな。どの国の神々がわれわれの手から救い出すことができたか、現にB.C.722年には北王国が滅ぼされていました。このようにイスラエルの神を、人の作った神々と同等に扱い、侮ったのでした。民にもよく分かるように、ユダの言葉(方言)で語り、民を恐れさせました。センナケリブは、ラブシャケに手紙を託してイスラエルの神、主を侮辱し、主に逆らうのでした。これらはみな神の民の信仰を弱らせ、奪ってしまおうとするサタンの手口です。

Ⅱ.ヒゼキヤの信仰と神による大勝利 ヒゼキヤは、神を信じる信仰によって、また高官たちや勇士たちの支持のもとにセンナケリブからの挑戦に立ち向かいました。水を塞ぐこと、城壁を築いて町を堅固にすること、大量の投げ槍や盾を作ることによってでした。更には民の上に隊長たちを立て、町の門の広場に召集し激励しました。「強くあれ。雄々しくあれ。アッシリアの王や、彼とともいるすべての大軍を恐れてはならない。おののいてはならない。彼とともにいる者よりも大いなる方が、私たちとともにいてくださるからである。」(7)。さらにヒゼキヤは、宮廷長官、書記、年長の祭司たちに粗布を身にまとわせて、預言者であるアモツの子イザヤのところに遣わしました。(イザヤ37・1,2)。ヒゼキヤ自らも粗布をまとって主の宮に入り、「ヒゼキヤは使者の手からその手紙(アッシリアの王からの)を受け取って読み、主の宮に上って行き、それを主の前に広げた。ヒゼキヤは主に祈った。」(イザヤ37・14,15)イザヤとヒゼキヤは、あいまみえることはありませんでしたが、心一つに、イザヤに語られた預言(イザヤ37・6~7)の通りになるように祈りました。「主は御使いを遣わして、アッシリアの陣営にいるすべての勇士、指揮官、隊長を全滅させた」(21)のでした。その数、実に18万5千人という大軍でした!信仰と祈りによる大勝利でした!【エペソ人への手紙3章20、21節】

<お知らせ>

▶今週木曜日から、今年も早くも12月、生誕月に入ります

 「今月のメッセージ」「今月のお祈り」「ヘッダー(ブーゲンビリア)」が更新されます。

▶ 恵みのアドベントを過ごせますように。

 12/4㈰次週、16:00~16:30、恒例のイルミネーション点灯式礼拝を行います。その日から17:00~22:00、闇夜に美しいイルミネーションが輝きます。道行く人々、近隣の人々の心に神の愛の光が届きますよう、祈ります。