寒波到来の中にも 2023.1/22(日)

≪今週のみ言葉≫

「あなたがたは、もはや他国人でも寄留者でもなく、                                                                                                                        聖徒たちと同じ国の民であり、神の家族なのです。」エペソ人への手紙2章19節

 説教題: 『神の家族』  聖書:エペソ人への手紙2章19~22節

「第三子、女の子が生まれました!」「1月末に新しいいのちの誕生です。」「4月19日にベイビーが生まれる予定です。生まれたら写真送りますね。」嬉しいニュースにこちらまで心がわくわくしてきます。生まれ出てきた子どものために、その子が育てられるために、『家族』が必要なように、『神の子ども』のためにも『家族』が必要です。

Ⅰ.天上の『神の家族』 

「天と地にあるすべての家族の、「家族」という呼び名の元である御父の前に祈ります。」(エペソ3・15)とは、使徒パウロのことばです。天の家族、それが三位一体の神です。「三位一体の関係は、人間の親子や夫婦とは違うが、人間の家族関係の由来である。」(C・S・ルイス『牧羊者』Ⅳ.P.35)父なる神、子なる神イエス・キリスト、聖霊なる神の三位の神ですが、一体なる神です。すべての人を神の子として招かれる天上の『神の家族』です。魅力的な、とても引き離すことなど不可能な一体なるご存在のお方が、神に背く人類のために断腸の思いを持って御子イエス・キリスト様を引き離されて、地にお遣わし下さいました!

Ⅱ.地上の『神の家族』 

創世のはじめ、最初の人アダムとエバを誘って罪に陥れたサタンは、その後も、そして今も家庭(Home)を家族(Family)を破壊すべく猛威をふるっています。犯罪に走る人々の背景には、壊された家庭、家族が必ずと言っていいほどあります。B・F・バックストン先生は、「回復されたエデンは、クリスチャン・ホームと教会です。」と語られました。《キリストの血による血縁関係》によって結ばれているのが『神の家族』です。国籍を天に持つ者同士です。地上で国籍や言語、文化、あらゆる相違を超えて固く結ばれ得る地上の『神の家族』の不思議と素晴らしさを味わいます。聖書中、このエペソ2・19だけに『神の家族』という言葉が用いられています。今、賛美している『神の家族』(作詞/作曲 長沢崇史)という賛美は、美しく心に響きます。『牧羊者』Ⅳ.P.36の善き勧めを記します。【さらに神の家族は外向きです。クリスチャン同士が神の家族として受け入れ合い、愛し合い、仕え合うことは、クリスチャンでない家族を愛して行くための備えともなります。「あなたの隣人を自分自身のように愛しなさい」(ローマ13・9)。身近な人を救いに導くためにも、神の家族と関わることは大事です。むしろ神の家族で愛し合うという訓練を通して、身近な人を愛していくことができます。特に家族を導こうと思ったら、家族が自分以外のクリスチャンと親しく接することが有益です。】

<お知らせ>

▶1/20(金)は大寒でした。さらに寒波到来の中にも、対面での教会学校、礼拝が守られ、感謝です。

▶1月は「往ぬ」、あともう一回の礼拝が終り、2日過ぎるともう2月に入ります。

 2/5(日)礼拝後は、教会総会です。主管牧師の森沢尚生師が、礼拝メッセージを取り次いで下さり、教会総会にも出席して下さいます。新年度にむけてよい備えができますよう、お祈り下さい。