天地創造の神を仰ぎました。 2023.4/23(日)
≪今週のみ言葉≫
「はじめに神が天と地を創造された。」 創世記1章1節
説教題:『天地創造の神』 聖書:創世記1章1~31節
美しい桜の花満開、そして桜吹雪のあとは、希望に溢れるような黄緑色の新緑の木々の美しさ!これらはほんの一部にしかすぎない「自然界の美」です。日本では春夏秋冬四季折々の美を満喫できます。そればかりでなく動物界、更には人間界、そして「私」という存在。実は唯一の造り主なる全能の父なる神様が「創造」して下さったのです。
Ⅰ.天地の造り主
「はじめに」-【万物が存在し始める最初の時に、と言う意味で、被造物の歴史の始まる決定的な時を示す。具体的には最初の創造から第6日の創造(31)までの期間を含んでいる。】(『牧羊者』P.37) 「神」ヘブル語でエローヒームで複数形です。「天と地」天にあるものと地にあるものすべて、を「創造された」ヘブル語でバーラーという一人称単数動詞で、この動詞の主語は常に神です。人が何かを「作る」(メイク make)時は、必ず材料を必要としますが、神の「創造・造る(クリエイト create)は、ラテン語でcreatio nihillo(クリエイシオ ニヒロ)すなわち「無から造られた」ということです。神はことばによってすべてを造られました。第一日目は「光」、第二日目は「大空の上下」、第三日目は「渇いた所と植物」、第四日目は「太陽月星」、第五日目は「空の鳥と海の生物」、第六日目は「地の家畜獣」そして創造の冠と言われ、神の創造のクライマックス(頂点)と言われる「人」を、男と女とに創造されました。「神はご自分が造ったすべてのものを見られた。見よ、それは非常に良かった。夕があり、朝があった。第六日目。」(31)そして2章1~3節に続き、聖日の聖別となります。
Ⅱ.私の造り主 「さあ、人をわれわれのかたちとして、われわれの似姿に造ろう。」(26)「神である主は、その大地のちりで人を形造り、その鼻にいのちの息を吹き込まれた。それで人は生きるものとなった。」(2・7)最初の人アダム(ヘブル語アーダームとは、土とか、ちりという意味)に、神のいのちの息が吹き込まれて生きた者となりました。助け手のエバは、アダムのあばら骨から造られました。この二人の場合は特殊な形でしたが、以後男女の間から人が誕生してきました。しかし全ての人が神のかたちに、神によって造られ、神に喜ばれる存在として造られているのです。「私」という存在もその内の一人です。わけのわからないアメーバからの進化では断じてありません!神が心に留め、喜び愛し、名を呼んで導いて下さる存在として活かされている者です。「あなたこそ私の内臓を造り、母の胎の内で私を組み立てられた方です。」(詩篇139・13) 私のすべてを、私が知る以上に知り抜いておられる造り主を信じ頼ることほど幸いな人生はありません。ですから聖書は語ります。「あなたの若い日に、あなたの創造者を覚えよ。」(伝道者の書12章1節)
<お知らせ>
▶本日はお二人の兄弟姉妹の転入会式が行われ、神の家族にお迎えでき感謝しました。
▶やや遅ればせになりましたが、新しく選ばれた教会役員6名と、教会学校教師8名の任命式を行えましたことも感謝でした。2023年度、神様が愛兄姉を祝福して下さり、主の栄光のために豊かに実りが結ばれますようにとお祈りします。
▶コロナの余韻で、なかなか集まりにくい「木曜かえるクラブ」に、子どもたちが安心して喜んで集えますようにお祈り下さい!