4月最終日の礼拝でした。2023.4/30(日)

≪今週のみことば≫

「あなたの行く道すべてにおいて、主を知れ。主があなたの道をまっすぐにされる。」箴言3章6節

説教題:人生の出会い』 聖書:聖書:ヨハネの福音書1章35~42節

人生は、人との出会いにおいて変化され、また進む道が決定されます。イエス様の弟子たちもまた、イエス様との出会いによって運命が大きく変えられることとなるのです。まず二人の若者が、度重なる預言者ヨハネの証言を聞き興味を示し、主の後をつけていたことにより運命的な出会いとなるのです。預言者ヨハネの証は、二人に影響を与え、二人がであった驚きはさらにその兄弟達へと波及していくこととなるのです。

Ⅰ.キリストとの出会い。預言者ヨハネは、何度もイエス様について証したように、私達も兄弟姉妹にイエス様を証しすべきです。イエス様は自らに興味を示す者に敏感なお方です。つけてくる二人の若者を振り返られ、「あなたがたは何を求めているのですか。」を尋ねて下さいました。そして、「来て見なさい、そうすれば解ります。」と招いて下さったのです。この章では、「見る」「知る」という言葉が多く書かれています。二人の若者は、イエス様の宿に招き入れられ、夜遅くまで語り合い、イエス様が救い主であることを見知ったのです。その結果、ガリラヤ湖のしがない漁師に過ぎなかった者が、宇宙の創造者の証人となったのです。彼ら自身の内なる目が開かれたのです。イエス様の弟子第一号です。一人はアンデレで、もう一人はこの福音書を書いたヨハネだと言われています。私達は、何を見に、何を知るために生まれてきたのでしょうか?それは私達の創造者であり、救い主であるイエス・キリストに出会うことであり、体験的に知ることです。

Ⅱ.証人と変えられた。 アンデレは、救い主である神に出会い、体験的に知ったことの感激から!朝早くそこから飛び出し、兄ペテロにこの体験を話し、ペテロをイエス様のところへ案内しています。兄ペテロも救い主に出会い、見知るに至ったのです。このようにして福音は伝播し、今日に至りました。今も福音の宣教は聖徒を用い、聖霊の働きにより神であるイエス・キリストとの出会いにあるのです。今朝の説教者である私は、無神論者のコチコチでした。「第一見えないではないか!」と、その私が、姉に連れられて行ったのが新生教会だったのです。その夜の説教者は「見えない者でも存在するのですよ!」と、あたかもこの私に対して語るように語られました。その夜。自分の考えが間違っていることに気づき、生まれて初めて私は祈りました。「神様、私はあなたを信じます。」と。すると、突然、泉のように喜びが沸いてきて、止まらなくなるではありませんか。このことが、神様を体験的に知った最初の出来事でした。その後洗礼を受け教会生活を送る内に、本当に神は存在するのだろうかと、疑問が湧いてきました。そこで、自室にこもり、夜、祈り求めました。「神様、あなたに会いたいのです!」と。一月以上たったある夜、み言葉と共に、突然恐ろしいほどの臨在感に満たされました。主は私の前に来て立っておられました。私は、「おお、我が主よ。」と、涙と共に平伏すのみでした。それ以来、心が非常に楽になり、喜びと平安に満たされました。こんな小さな者にも来て、現実に会って下さるのです。それ以来信仰が揺らぐことはなくなりました。聖書の箴言3・6にあるように、体験的に生きておられる主イエス様に出会うことは大切です。それは、主に対する信仰が確かなものとなるだけでなく、今自分は何をすべきか教えられるからです。アンデレは、イエス様を知った時何をしたでしょうか?聖書の中に居ます主、祈りの中に聞き耳を立てておられる主、集会の中から語られる主を知ることができます。文語訳聖書では、「汝ら静まりて我の神たるを知れ!」詩篇46・10とも語っています。求めていきましょう。  

<お知らせ>

▷本日の礼拝メッセージは、植松敏幸先生が語って下さいました。とても幸いなメッセージで、恵みの礼拝を主におささげでき、心より感謝しました。

▷無から有を素晴らしくお造りになった愛なる神を覚える4月、私たちも新しい年度に、希望と喜びを頂いて始めることのできたことを感謝します。

▷ゴールデンウイークに入りました。ゴールデンウイークの語源を最近知りました。「ラジオで一番聞かれる時間をゴールデンタイムと言っていたので、春の大型連休をゴールデンウイークと言うようになった」とのことです。

▷まだ対面が難しいころですが、5/3(水)4(木)5(金)と第88回塩屋聖会が関西聖書神学校にて、対面とZOOMにて行われます。「霊のゴールデンタイム(ウィーク)」をと祈ります。