5月最終礼拝・ペンテコステ記念礼拝でした。2023.5/28(日)

《今週のみ言葉》

「御霊の実は、愛、喜び、平安、寛容、親切、善意、

     誠実、柔和、自制です。」 ガラテヤ人への手紙5章22・23節

◇牧師館より祈りを込めて      5/28㈰ 礼拝説教概要

     説教題:『豊かな実』   聖書:ガラテヤ人への手紙5章16~26節

     「御霊の実は、愛、喜び、平安、寛容、親切、善意、

     誠実、柔和、自制です。」 ガラテヤ人への手紙5章22・23節

 キリストは、復活(イースタ-)後40日に雲に包まれて昇天されました。「エルサレムから離れないで、父の約束の聖霊を待ち望みなさい」との言葉を弟子たちに残して。およそ120名ばかりの弟子たちは主の言葉に従って、2階座敷で祈り待ち望みました。祈り待ち望んで10日目のこと、すなわち復活から50日目、父の約束の聖霊が俄然天から注がれ(使徒の働き2・1~4)、一人ひとりの上にとどまりました!「聖霊」なる神、第三位の神、パラクレートス、慰め主、助け主、そして「キリストの霊」と呼ばれる人格なるお方様です。およそ2000 年前です。

Ⅰ.教会誕生 

「聖霊降臨」により弱虫弟子がキリストの証人(殉教者)と変えられました。初めてのペンテコステには、しるしが伴いました。「激しい風のような響き」「舌のように分かれた炎」でした。それらは聖霊なる神の特質をあらわします。満たされたペテロの証言と勧めの言葉により、悔い改めてキリストを信じて救われた人たちが3000人ほど仲間に加えられました。そこに地上神の国と言われる最初の教会が誕生したのでした。すなわち「天国への門」が開かれたのでした。今は聖霊時代、教会時代です。

Ⅱ.三位一体の神の教会 

【「御霊の実」の「実」は、単数形で書かれている。聖霊は、ある人は愛を、また別の人には喜びを、という実を与えられるのではない。御霊の実は一つであり、そしてこれから語られる徳目は一つ一つ切り離されるのではない。】(『牧羊者』P.68) 誕生した地上の教会は三位一体の神の教会です。一つの御霊の実を三位一体の神と結び合わせて、「四季の歌」の替え歌として長島幸雄師(1986.2/27.72歳で召天)が作りました。当時の口語訳を新改訳2017に変えました。

1.神を愛する人は 心清い人 愛と喜び 平安の実に 満たされた人

2.御子を愛する人は 心低い人 寛容 親切 善意の実に 満たされた人

3.御霊を愛する人は 心強い人 誠実 柔和と自制の実に 満たされた人

4.聖書を愛する人は 心燃える人 祈って献げて奉仕をする 満たされた人

9つのぶどうの実で話すこともありますが、この賛美で「満たされた」という一語に注目です。ぶどうの実は、よい人が食べても美しい人が食べても、そうでない人が食べても、同じ美味しいジュースを提供する。ぶどうの実は地に落とされて靴で踏みつけられても同じ美味しいジュースを出すと聞いた時、深く心に残りました。<御霊の実で満たされたい>

<お知らせ>

▷ペンテコステ記念礼拝を守ることができ感謝しました。「パラクレートス・助け主・慰め主・とりなしの霊」なるお方の尊さを深く味わうことです。

▷今週中には、「今月のメッセージ」「今月のお祈り」「ヘッダー(矢車草)」が更新されます。

▷新しい6月の月の祝福をお祈りいたします。『豊かな実』を結べますように!