7/21㈮は日本イエス・キリスト教団創立72周年記念でした。 2023.7/23(日)
≪今週のみ言葉≫
「あなたとあなたの全家は、箱舟に入りなさい。」 創世記7章1節
説教題:『救いの箱舟』 聖書:創世記7章1~11節
『牧羊者カリキュラム』は本日~8/20㈰、「ノア・族長」となります。【箱舟によるノア一家の救いは、イエス・キリストによる救いを予め示したものである。キリストが再臨について語られた時、ノアの時代を例にあげて警告を与えられた。「ちょうど、ノアの日に起こったのと同じことが、人の子の日にも起こります。ノアが箱舟に入るその日まで、人々は食べたり飲んだり、めとったり嫁いだりしていましたが、洪水が来て、すべての人を滅ぼしてしまいました。」(ルカ17・26,27)(マタイ24・37~39)】(『牧羊者』P.39)
Ⅰ.救いへの招き ① あなたとあなたの全家は。 神は家族を尊ばれるお方です。聖書中には、ヨシュアと家族(ヨシュア24・15)、ラハブと家族(ヨシュア6・25)、リディアと家族(使徒16・14、15)、獄吏と家族(使徒16・31) とあります。
②箱舟に入りなさい。Come into the Ark. ‘Come’の語は聖書に600回ほど記されています。<福音のABC>All have sinned.「すべての人は罪を犯して」(ローマ3・23)。Behold the Lamb of God.「見よ、世の罪を取り除く神の子羊」(ヨハネ1・29)。Come unto me.「わたしのもとに来なさい。」(マタイ11・28)。「入りなさい=Come in!」とは、箱舟の中に主がおられて、中からCome in!と招かれるのです。
③これは招き以上に命令です。 どちらでもいいのではなく、どうしても入りなさい、なのです。救いはそこにしかないからなのです。
Ⅱ.救いの箱舟 ①救いに入れられた人々。ノアとその家族8人。彼らは選ばれて召された人々でした。神を信じたゆえに従った人々でした。(7・5,7,9)。彼が箱舟に入ったことは、それが外面的に最高潮に達していたことの証しでした。クリスチャンも世と、そのすべての習わしから聖別されている者です。そのことを実際的で、明白にするよう勧められています。さらにはよみがえらされた者です。水かさがどんどん増しても増しても、箱舟は更にその上にありました。罪のこの世が裁きと死の大洪水の下にある時、箱舟の中にいる者は、その上に上り、生かされていました。キリストと共によみがえらされた者、天上で共に座に着かせて頂いている者です。
②救いの完全性 「ゴフェル(いとすぎ)の木」(6・14)は、ときわ木であって、キリストの永遠不変性を示します。「タール(アスファルト、やに)(6・14)の原語では、「贖い(完全)」と同じ語源で、内外ともにこれて塗られて水は入りません。十字架上でのキリストの第六言、「すべてが終った」との完全な救いの宣言を偲ばせます。
③救いの厳粛性。執行猶予期間、アダムからノアまでの1,000~1,500年、神の決心から120年そして、ついには7日間。神は不義を黙認されず、忍耐されつつも必ず裁きの日は来ます。神の忍耐を軽く考えてはなりません。「それから、主は彼らのうしろの戸を閉ざされた。」(7・16)。神の御手が閉じたので、もはや誰にも開けられません。箱舟のみ救い、十字架のみ救いのため、「見よ、今は恵みの時、今は救いの日です。」(コリント第二6・2) いよいよ時は縮められています。『救いの箱舟』に入りましょう!
<お知らせ>
▶ 関西以西、四国も梅雨明けでしょうか。なおも蒸し暑い日々です。熱中症対策を怠らず、お元気にお過ごし下さい。
▶8/1㈫2㈬、午前午後、第124回関西聖会が行われ、4回の聖会が岸之里キリスト教会ならびにオンラインで開かれます。主講師は日本ホーリネス教団元委員長 中西雅裕先生です。お祈り、ご出席下さい。
▶この夏は8/22㈫、23㈬、24㈭と、第62回香登修養会も対面にて行われます。また各地でのキャンプを通してキリストを愛し、福音のために生涯を献げる方々が続出しますよう、祈ります!