やっと実りの秋になりました。2023.10/22(日)

≪今週のみことば≫

「別の種は良い地に落ちて実を結び、あるものは百倍、あるものは六十倍、あるものは三十倍になった。」マタイの福音書13章8節

◇牧師館より祈りを込めて      10/22㈰ 礼拝説教概要

   説教題:『希望の種まき』   聖書:マタイ13章1~9、18~23節

「別の種は良い地に落ちて実を結び、あるものは百倍、あるものは六十倍、あるものは三十倍になった。」マタイの福音書13章8節

 朝昼晩の温度差はなお激しい中にも<実りの秋>を迎えました。お向かいの亀田さんの畑の柿やミカンの実も鈴なりです!本日はイエス様の『種まきのたとえ話』です。四つの種のたとえと記されていることもありますが、実は種の話ではなく、その種がどの様な所に蒔かれるか、という土壌の話、更には私たちの『心の土壌』のたとえ話なのです。マルコ4・14には、「種蒔く人は、みことばを蒔くのです」とあり、ルカ8・11には「このたとえの意味はこうです。種は神のことばです。」とある通りです。

Ⅰ.結実に至らなかった種(4~6)(19~22)

①道端に蒔かれた種。「鳥が来て食べてしまった。」(4) 「だれでも御国のことばを聞いて悟らないと、悪い者が来て、その人の心に蒔かれたものを奪います。」(19) マルコ4・15では「悪い者」を「サタン」と言っています。ルカ8・12では「悪魔」とあります。

②岩地に蒔かれた種。 「土が深くなかったので、すぐに芽を出した。しかし、日が昇ると焼けて、根がないために枯れてしまった」(5,6) 「みことばを聞くと、すぐに喜んで受け入れる人のことです。しかし自分の中に根がなく、しばらく続くだけで、みことばのために困難や迫害が起こると、すぐにつまずいてしまいます。」(20,21)

③茨の間に蒔かれた種。「茨が伸びてふさいでしまった。」(7) 「この世の思い煩いと富の誘惑がみことばをふさぐため、実を結ばない人のことです。」(22) せっかく≪神のいのちのみことばの種≫が蒔かれたのでしたが・・・。

Ⅱ.豊かに結実した種 (8)(23) 「みことばを聞いて悟る人」(23) 「みことばを聞いて受け入れ、三十倍、六十倍、百倍の実を結ぶ人たちのことです。」(マルコ4・20) 「彼らは立派な良い心でみことばを聞いて、それをしっかり守り、忍耐して実を結びます。」(ルカ8・15)

さて、私たちの心の土壌は、神のみことばに対して、どのような状態でしょうか、クリスチャンである私たちが結ぶ実とは一体どんな実でしょうか。

①品性・人格の実。即ちキリストに似た者とされるという実。

②神への献身・奉仕の実。まずは礼拝、祈祷会、神の集会への出席は最大の奉仕です。さらに賜物を献げての奉仕の実。

③救霊の実。私の存在を通して、キリストに導かれ、救われる人が起こされるという結実。家族、友人、知人の中に結実を祈りましょう。ルカ8・15の「忍耐して実を結びます。」とは励ましです。アーメン!

※先週のメッセージに関してのお詫び。アフリカの暗黒大陸に福音の光を届けたのは、デイビッド・リビングストン(1813~1873)でした。大変失礼致しました。

<おしらせ>

▷10/11(水)85才の信仰篤い姉妹が天に召され、10/14(土)告別式でした。告別式のたびに「天の御国」を近く覚えることです。主の慰めと、信仰継承を祈ると共に、誰しもが迎えるその日のために備えたく思います。

▷10/29(日)は、植松敏幸先生が礼拝説教をとりついで下さいます。感謝です。その中で、年一度の「ギデオン・ラリー」です。武井邦夫全国会長が「ギデオン・メッセージ」をして下さり、共に祈り、献金の時を持ちます。尊い御働きを通して更に、救いに導かれる方々が続出しますようお祈りします。