収穫感謝礼拝でした。2023.11/26㈰
≪今週のみ言葉≫
「あなたは時にかなって 彼らに食物を与えられます。」詩篇145篇15節
説教題:『日々、糧を与えてくださる神』 聖書:145篇 8~16節
収穫感謝の喜びは、今年はK家より頂いた200個をはるかに越える数の甘くて美味しい柿、さらには個人的には京都の友人からの大枝名産の巨大な柿で心満たされました。役員会や四国聖会委員会で感謝して頂きました。
Ⅰ.収穫感謝の始まり 収穫感謝祭の由来は~ 1620年9月6日、102名の清教徒(ピューリタン)たち、ピルグリム・ファーザーズと呼ばれた方々が、信仰上の迫害を受けてメイフラワー号に乗船して、イギリスからオランダに渡りましたが、そこでも迫害され、アメリカに向かい、12月にプリマスに上陸しました。彼らはまず教会を建て、更に自分たちの家を建てたものの、その冬の厳しさは格別で、十分な食糧もなく、約半数の人たちが飢えと寒さで凍え死んでしましました!何という過酷な試練だったことでしょう。アメリカン・インディアンの方々にトウモロコシの作り方や種まき、刈り入れについて教えてもらい、翌年には大収穫が与えられたのでした。彼らは喜びに満たされ、90名ばかりのインディアンの方々をお招きして、そこで「大収穫感謝祭」が行われました。1864年、リンカーン大統領は11月第4木曜日を固定祭日とし、日本の教会では11月第4聖日に収穫感謝礼拝となりました。
Ⅱ.日々の糧を求める祈り 「私たちの日ごとの糧を、今日もお与えください。」これはイエス様が「ですから、あなたがたはこう祈りなさい。」(マタイ6・9) 「祈るときには、こう言いなさい。」(ルカ11・2)と言われて教えて下さった『主の祈り』の中の祈りの言葉です。短い祈りの言葉ですが、多くを含んでいる祈りです。
- 糧をお与えください。「創造」とは、何も無いところに造り出して下さった神のわざです。食物となる、ありとあらゆるもの、一生見ることも味わうこともないような食べ物もたくさんあることでしょう。確かに人が種を蒔き、水をやり、肥料もやり育てるのですが、そもそも、その始めの種(いのち)は、神の創造によります。太陽や風の力もしかりです。この神以外に私たちに食物を備えてくださる方は、他にありません。地に生え育つもの、木の実となって実るもの、空の鳥、野の動物、海の魚、限りなく神が与えてくださる糧です。感謝以外の何ものでもありません。
②今日もお与えください。今日も健やかにして、食することができますようにとの祈りでしょう。食物が備えられても身体が不調であるならば喜び、楽しんで食することが難しくなります。日々の霊肉の健康を祈る祈りでもあります。
③私たちにお与えください。「私」だけにではありません。「私たち」とあります。もちろんそこには家族が含められるでしょうし、教会の皆様への心配りもあることでしょう。さらには「食糧」の乏しい方々のために、との祈りでもありたいのです。「幸いなことよ 弱っている者に心を配る人は。」(詩篇41・1)
聖書の神は、<弱い者、貧しい者、苦しむ者etc.>に対して憐れみ深いお方です。私たちの心も祈りもそうありたいものです。
<お知らせ>
▶「収穫感謝礼拝」の由来のできごとを毎年覚えるたびに感動します!
▶11月、当教会にて2つの「外部の先生方、兄姉方をお迎えしての集会」が祈られて備えられて主のみ前にささげられました。その感想は「対面はいい!恵みと感謝に溢れました!」の一言です。これからさらに祈りのリンクの内に共々に主の栄光のために用いられていきたく願い祈ります。
▶今週末には早くも12月に入ります。「今月のメッセージ」「今月のお祈り」「ヘッダー(赤い実の樹)」が更新されます。
▶共々に良いアドベント・クリスマスをお迎えいたしましょう!