年末感謝礼拝でした。2023.12/31(日)

 ≪今週のみことば≫

「あなたがたは真理を知り、真理はあなたがたを自由にします。」

                                 ヨハネの福音書8章32節

説教題:『解放者キリスト』   聖書:ヨハネの福音書8章31~38節

 イエス様は、集まってきたユダヤ人たちに「罪を犯す者は罪の奴隷である。」と言われたのです。そこでユダヤ人たちは「我々は奴隷ではなく自由人だ!」と反論したのです。しかし、イエス様の目から見るとすべてのユダヤ人は神の律法を守らない罪人でした。その罪を犯し続け、いまではそれが罪だとは感じられなくなり、それから離れられなくなってしまったのです。これが罪の奴隷です。私たちも同じく滅び行く運命にありました。

Ⅰ.罪の奴隷からの解放 神様は哀れに思い、救い主を送るとの約束を下さいました。それがイエス・キリストでした。しかし、私たち異邦人には遠い存在でした。それでも幸いなことに、この福音を伝えてくれる人がいたのです。そこで初めて神を知ったのです。「なぜなら、神に来る者は、神のいますことと、ご自分を求める者に報いてくださることとを、必ず信じるはずだからである。」ヘブル116 にあるように神様の存在を知り、そのことを信じることにより、罪の奴隷の縄目から解放されるのです。解放は神の生きて存在する神様の存在を認め、知る事から始まるのです。救いは救い主である神を知る事なのです。

Ⅱ.解放者イエス 主イエス様は、「真理を知るであろう。そして真理は、あなたがたに自由を得させるであろう。」ヨハネ832と言われました。私たちは罪の呪いからは解放されました。しかし、私たちは完全に自由なのでしょうか?例えば、生まれながらの運命、男、女性、また障碍等、さらに負わされた責任、また重荷に縛られ苦しんでいませんか?イエス様は「すべて重荷を負うて苦労している者は、わたしのもとに来なさい。あなたがたを休ませてあげよう。」マタイ1128 と言われました。本日の説教者である私は、信仰的な問題で苦しんだ時、「主に会いたいのです。」と何日も祈り求めました。するとある夜、圧倒的な臨在感をもって現われてきて下さいました。そのことにより現実に生きた主を体験的に知ったのです。また愛の主、真実なお方であることも知ったのです。それと共に重苦しかった心が晴れ渡り、完全に自由に解き放たれていました。この事から「真理=イエス・キリスト」を知れば知るほど魂に自由が与えられることを知りました。聖書は「静まって、わたしこそ神であることを知れ。」詩篇4610と、また、「神に近づきなさい。そうすれば、神はあなたがたに近づいて下さるであろう。」ヤコブの手紙48 とあります。主は私たちにもっと深く知ってほしいと望んでおられるのです。そして更なる自由を持つ聖徒となることを望んでおられるのです。新しい年は、更に主を祈り求め深く知る者となりたいものです。

▷2023年、最終日が最終聖日となりました。礼拝でも、一年の感謝を心いっぱいささげましたが昼食後、13:00~「年末感謝祈祷会」をもって、更なる感謝を主におささげします。また互いの感謝を共有し、神様をたたえ、希望をもって主の年2024年を迎えたく思います。

▷本日中には、「今月のメッセージ」「1月のお祈り」そして、ヘッダーも、2024年、教会に与えられた聖句と共に更新されます。

▷この一年も祈りとご愛をもって、私たちのホームページをお支え下さり、心よりありがとうございます!2024年もよろしくお願いいたします。宣教のために用いられますよう、お祈り頂ければ幸いです。