9月最終礼拝でした。 2023.9/24(日)

≪今週のみ言葉≫
「そうすれば町の城壁は崩れ落ちる。民は、それぞれ、まっすぐに攻め上れ。」ヨシュ
ア記6章5節
 

 説教題:『神による勝利』   聖書:ヨシュア記6章1~21節
 先週見ました「幼子モーセ」は奇しい神のご計画の中で、実母の手によって育てられ、やがてエジプトで40年 王宮であらゆる学問を身につけました。その後はミデヤンの荒野で羊飼いとして40年、モーセの肉の力が全く失せるのを待って、神は80才のモーセを使命に召し出されました。出エジプト、荒野の放浪、そして40年後 天に召されます。「モーセが死んだときは120歳であったが、彼の目はかすまず、気力も衰えていなかった。」(申命記34・7)「モーセのような預言者は、もう再びイスラエルには起こらなかった。彼は、主が顔と顔を合わせて選び出したのであった。」(同34・10)モーセには当然及ばずとも、そのような高齢期をと祈り願う者です。そして本日はそのモーセの後継者として立てられたヨシュアが用いられての「主の戦い」です。「エリコの戦い・主の勝利」『神による勝利』です。
Ⅰ.神の約束と作戦(5・15~6・5) ヨシュアに率いられた民が、ヨルダン川を信仰と従順によって渡ったのち、そこには難攻不落の城壁を誇るエリコの町が立ちはだかっていました。案じるリーダーのヨシュアが目を上げてみると、「一人の人が抜き身の剣を手に持って彼の前方に立っていた」(5・13)のでした。この方こそ先在のキリストであり、ヨシュアはこのお方の前にひれ伏し、足の履き物を脱いで、このお方を「主の軍の将」としてお迎えしました。このお方によって《約束と作戦》が語られました。「見よ。わたしはエリコとその王、勇士たちをあなたの手に渡した。」(6・2)【エリコに対する勝利は神の賜物であり、この勝利が神の意志によって既に達成されたものであることをあらわしている。特に「渡した」という言葉は完了形であり、そのことを端的に物語っている。実際の占領は、神の側の既成の事実が、この地上において展開され遂行されるにすぎないのである(天的既決定の地的追決定)。】(『牧羊者』P.93)「七人」「七つ」「七日目」「七回」「七」は古代イスラエルでは聖なる数であり、「完全数」とも言われています。神の数「三」と、人の数(東西南北)「四」を足した「七」です。【エリコの城壁の崩落の出来事は、イスラエルの民の軍事的行為ではなく、宗教的行為であるということである。同時にこの行進は、信仰者の信仰の歩みの行進であるとも見ることが出来る。】(『牧羊者』P.93)
Ⅱ.民の信仰と従順(6・6~21) 「さて、信仰は、望んでいることを保証し、目に見えないものを確信させるものです。」(ヘブル11・1) ヨシュアと民は、主のことばを「アーメン」と信じて受け入れ、主のことばの通りに従いました。武装した者たち・七人の祭司たち・主の箱・角笛を吹き鳴らすしんがりの者たち、そして民は、6日間町の周りを沈黙して一周し、七日目は七周回り、ヨシュアの、「ときの声をあげよ。主がこの町をあなたがたに与えてくださったからだ」(16)との命令を受け、「民はときの声をあげ、祭司たちは角笛を吹き鳴らした。角笛の音を聞いて民が大声でときの声をあげると、城壁は崩れ落ちた。」(20)驚くべき圧倒的な『神による勝利』でした!
  <お知らせ>
▶早くも今週で9月が終ります。9/30(土)~10/1(日)にかけて、「今月のメッセージ」「10月のお祈り」「ヘッダー(小菊)」が更新されます。
▶10月は、よい「伝道の月」になりそうで、主に期待します。

・10/1(日)は「教会創立74周年記念聖餐式礼拝」昼食は久しぶりの「食品100円バザー」他に「物品バザー」も行い、収益は新会堂献金とします。

・10/8(日)14:00~岸義紘先生をお招きしての「サクソフォン&メッセージコンサート」82才の先生のナマ演奏に乞うご期待!4年ぶり、1500枚チラシ配布です。多くの新しい方々の来会をお祈り下さい。