卒園・卒業、おめでとうございます!2024.3/10(日)

≪今週のみ言葉≫

 「これは多くの人のために、罪の赦しのために流される、わたしの契約の血です。」マタイの福音書26章28節

   説教題:『新しい契約』         聖書:マタイの福音書26章26~29節

 「みなキリストにあって一つ」(ガラテヤ3・28)は、ケズイックのモットーのみことばです。九州ケズイック・コンベンションでも3/5㈫の「第5回四キ災セミナー」でも、教派・教団を超えての集いと交わりの麗しさを味わい、さらには2026年5月のウィル・グラハム博士をお迎えしての「愛と希望の祭典・四国」の準備も超教派で一つとなって祈り備えています。「わたしたちが一つであるように、彼らも一つになるためです。(ヨハネ17・22)と祈られたイエスと父なる神のお喜びを覚えることです。さて、本日のテキストは、受難週の木曜日の夜の出来事で、主が晩餐の席で「聖餐の制定」をされた時のみことばです。

 Ⅰ.聖餐式 以下は、教団『式文』の中の聖餐式式辞の一部です。【愛する兄弟姉妹、今、わたしたちは、主イエス・キリストの定められた聖餐にあずかろうとしています。主は、わたしたちの罪のために十字架にかかり、その死によってあがないを完成し、わたしたちを救い、神の子とし、永遠のいのちを与えられました。主は、その計り知ることのできない愛と恵みとをわたしたちの心に刻みつけ、ご自身の死を記念するために聖餐を制定され、ご自分が再び来られるときまでこれを守るように教えられました。使徒たちは、この教えを守り、代々の教会もこれを重んじてきました。】(『式文』P.50~51)主イエスは、明日は十字架にかかられるのを承知で、弟子たちにこの大切な聖餐を、ご自分が再び来られる時まで守るようにと、実物教訓をもって定められたのでした。キリスト教会の二つの重大なサクラメント(聖礼典)が、「洗礼式」と、この「聖餐式」です。「パン」は十字架上で裂かれるご自分のお身体、「ぶどう酒(汁)」は十字架上で流して下さったご自分の血潮です。この「聖餐を守る」ことによって、信じる者の信仰が守られるのです。

 Ⅱ.旧い契約と新しい契約 キリスト来臨の前では、幕屋や神殿において、おびただしい数の動物のいけにえが献げられました。「それにしたがって、ささげ物といけにえが献げられますが、それらは礼拝する人の良心を完全にすることができません。」(ヘブル人への手紙9章9節) 「しかしキリストは・・・ご自分の血によって、ただ一度だけ聖所に入り、永遠の贖いを成し遂げられました。」(同11,12節)「まして、キリストが傷のないご自分を、とこしえの御霊によって神にお献げになったその血は、どれだけわたしたちの良心をきよめて死んだ行いから離れさせ、生ける神に仕える者にすることでしょうか。キリストは新しい契約の仲介者です。」(同14,15節) 使徒パウロは、使徒の働き20章28節に、「神がご自分の血をもって買い取られた神の教会」と記します。まさに「キリストの血」がそれです。そしてそれは、‘Once for all.’(すべての人のためのただ一度の贖い)の「新しい契約」です!

<お知らせ>

▷卒園・卒業さらには受験シーズンのただ中です。かけがえのないお一人お一人の人生に、「最善しかなさらない神様」の良きお導きを心よりお祈りいたします。

▷過ぐる3/5(火)10:00~15:00 徳島神召キリスト教会において、四キ災主催の、「第5回災害支援セミナー」が行われました。講師に、九キ災本部長の市來雅伸兄をお迎えし、大変有意義な時が持たれました。YouTube配信中です。どうぞご視聴下さい。