受難週聖餐式礼拝でした。  2024.3/24(日)

≪今週のみ言葉≫

   「わが神、わが神、どうしてわたしをお見捨てになったのですか。」マタイの福音書27章46節

  説教題:『キリストの十字架』    聖書:マタイの福音書27章45~56節

                十字架上の七言

第一言 「父よ、彼らをお赦しください。彼らは、自分が何をしているのかが分かっていないのです。」ルカの福音書23章24節
第二言 「まことに、あなたに言います。あなたは今日、わたしとともにパラダイスにいます。」ルカの福音書23章43節
第三言 「女の方、ご覧なさい。あなたの息子です。」「ご覧なさい。あなたの母です。」ヨハネの福音書19章26,27節
第四言 「わが神、わが神、どうしてわたしをお見捨てになったのですか。」マタイの福音書27章46節
第五言 「わたしは渇く」ヨハネの福音書19章28節
第六言 「完了した」ヨハネの福音書19章30節
第七言 「父よ、わたしの霊をあなたの御手にゆだねます。」ルカの福音書23章46節

 エリ、エリ、レマ、サバクタニ  小島伊助 

           『福音の子ら』 受難週・イースター号より抜萃

永遠の太初。「時というものがあって以来、今日に至るまでに、これは又何という「時」であろうか。この時以前にこういう「時」があったであろうか。神の御子が父なる御神に棄てられたまいしという! 紀元何年何月何日何時と、歴史的にその日その時を実際にたどることのできる時、又、日。後世の歴史家はこれを「グッド・フライデーGood Friday」(よき金曜日)と響かせて「受苦日」と読ませている。かのカルバリーの十字架の一日の十二時から三時頃までの三時間か、それとも大声に叫ばれたもうた三時頃のその瞬間か。この日この時、永遠の時の流れの中にあって、ただ一度、この事実が天地宇宙に起こり生じたのである。神の御子が父なる神に棄てられたまいしというこの事実!愚かな人間は、この霊界の出来事を知る事も見ることもできぬままに、自然界は暗黒のヴェールに包まれてこの明状しがたい希有の出来事を象徴した。しかし、それにまさって驚嘆すべきことは、この事実が、その御子御自身のお口ずからなる告白によって明らかにされたのである。

<お知らせ>

▶パームサンデー(棕櫚の主日)礼拝でした。エルサレム入城された主が、今週の金曜日には十字架にかかって下さる、その記念の日は「受難日」で、今週に限りこの日に朝と夜の祈祷会を行います。「受難日」をGOOD FRIDAYと言います。

▶そして三日後、3/31㈰が今年のイースター(復活祭)合同礼拝です。

10:15~大人子ども合同の礼拝です。来会の方々全員にお弁当とイースターエッグのプレゼントがあります。初めての方も大歓迎です!