新しい8月の月に入りました。2024.8/4(日)

《今週のみことば》

「時が満ち、神の国が近づいた。悔い改めて福音を信じなさい。」マルコの福音書1章15節

説教題:『神の国の福音』   聖書:マルコの福音書1章14,15節

           「時が満ち、神の国が近づいた。悔い改めて福音を信じなさい。」

                            マルコの福音書1章15節

盛夏の8月に入り、本日のメッセージは、キリスト来臨と伝道の中心である

『救いー神の国の福音』です。

Ⅰ.時が満ち、神の国が近づいた。【「わたしは敵意を、おまえと女の間に、おまえの子孫と女の子孫の間に置く。彼はおまえの頭を打ち、おまえは彼のかかとを打つ」(創世記3・15)という御子の派遣の約束以来、繰り返されてきた神の恵みの支配の預言はついに実現した。その時が来たのである。】(『牧羊者』p35)【<神の国が近づいた>に見られるように、神の国は始まったけれども完成していない。けれども、新約聖書において支配的なのは「始まった」の響きである。決定的に新しい時代が到来した、主イエスが来られた世界はもはや以前の世界と同じではない。だから救いは今、ここで可能なのである】(同)「神の国が近づいた」「神の国」とは、【人間が考えるような理想郷(ユートピア)や、空のかなたにあるといったものではなく、神の恵みの支配を指す。神が王として支配することであり、神の栄光、神の正義、神の平和、神の救いが満ちているところである。その神の恵みの支配が「近づいた」と語るのである。】(『牧羊者』p37)イエス・キリストの来臨、そして十字架と復活によって、罪と悪魔の圧制からの救いが与えられ、神の恵みの支配の内に生かされます。その始まりと共に、やがてもう一度、イエス・キリストが来臨される時(再臨)、「神の国の完成」が実現するのです。

Ⅱ.悔い改めて福音を信じなさい。 

①神の民とされるための消極的測面が、「悔い改め」です。自分が自分の心の王座を占め、それゆえに罪と悪魔の圧制のもとに身動きできない状態から、そのことを認めた上で、罪を悔い改めることは、180°の心の転換ということになります。キリストの十字架にその罪の処分がなされていることを認め、赦しを確信し、真の神であるキリストに心の王座について頂くことです。②神の国への積極的測面が、「福音を信じる」ことです。「福音」=良い知らせ=グッド・ニュース、すなわち、キリストがその十字架によって、わたしが受けるべきすべての刑罰を受け止めて死んで下さったことを信じるだけで、悔い改めたすべての罪が赦され、それ故にもはや「死(霊魂の)」という永遠の刑罰から救われていることを確信するという、大いなるグッド・ニュースに生かされることです。「十字架と復活の福音」であると共に、「イエス・キリストこそが、福音そのもの」と信じる積極的測面です。父なる神の全能の御力により、死よりよみがえらされた完全な救い主・イエス・キリストこそ、福音そのもので、人生のあらゆる面での全き救い主ですと信じる信仰に、なお固く、強く生かされ、やがての「完成される神の国」を熱く待望して参りましょう!

〈お知らせ〉▷猛暑中、御見舞い申し上げます。

▷「100年ぶりのパリオリンピック」100年前は1924年スコットランドから中国への宣教師として召されたエリック・リデルが出場したパリオリンピックでした。「安息日には走れない」と神第一を貫いて、1000mから400mに変更して走り優勝した!『炎のランナー』でした。

▷8/6(火)7(水)と第125回関西聖会が岸之里キリスト教会とオンラインにて開かれます。当教会は8/7(水)10:30からの聖会にYoutubeにて合流します。聖会を通してフルタイムの献身者が神によって召し出されますように祈っています。