7月最終聖日でした。 2024.7/28(日)
説教題:『信じて祈ろう!』 聖書: マルコの福音書9章14~29節
≪今週のみことば≫「できるならと、言うのですか。信じる者には、どんなことでもできるのです。」
マルコの福音書9章23節
マルコの福音書9章2-8節は、「山頂の栄光」 (変貌山)、本日の14~29節は、「山麓の悲惨」と呼ばれるできごとです。
Ⅰ.不信仰の無力 「さて、彼らがほかの弟子たちのところに戻ると、大勢の群衆がその弟子たちを囲んで、律法学者たちが彼らと論じ合っているのが見えた。」(14)とあります。(弟子たちと律法学者たちとの議論についてはマルコだけが記している。不信仰は人を無力にし、無益な議論を引き起こすものである。)(『牧羊者』p31)何が起こっていたのか?霊につかれた息子の父親がイエスに話しました。「口をきけなくする霊につかれた私の息子をあなたのところに連れて来ました。その霊が息子に取りつくと、ところかまわず倒します。息子は泡を吹き、歯ぎしりして、からだをこわばらせます。それであなたのお弟子たちに、霊を追い出してくださいとお願いしたのですが、できませんでした。」(17、18)イエスは彼らに言われました。「ああ、不信仰な時代だ。いつまで、わたしはあなたがたと一緒にいなければならないのか。いつまであなたがたに我慢しなければならないのか。その子を私のところに連れて来なさい。」と。かつて、イエスは、12人を遣わし始めた時、「彼らに汚れた霊を制する権威をお授けになった。」(マルコ6・7)のでしたが、弟子たちのこの時の無力の原因は、信仰と祈りの不足が原因でした。
Ⅱ.信仰の祈りの力 イエスのお言葉により、人々はその子をイエスのもとに連れて来ました。「イエスを見ると、霊がすぐ彼に引きつけを起こさせたので、彼は地面に倒れ、泡を吹きながら転げ回った」(20)のでした。この息子は幼い時からこうであったと語り、父親は「しかし、おできになるなら、私たちをあわれんでお助けください。」と。言うと、本日のみことばをイエスは言われました。「できるなら、と言うのですか。信じる者には、どんなことでもできるのです。」と。その子の父親は叫んで、「信じます。不信仰な私をお助けください」と言いました。イエスは、汚れた霊を叱って言われました。「口をきけなくし、耳を聞こえなくする霊。わたしはお前に命じる。この子から出て行け。二度とこの子に入るな。」(25)権威あるイエスのおことばに霊は追い出され、息子は救われたのでした。弟子たちの問いかけ(28)に対し、「この種のものは、祈りによらなければ、何によっても追い出すことができません。」とのイエスの答えです。別訳には、「祈りと断食によらなければ」ともあります。【断食は祈りの真剣さを表すものであり、これを決して軽んじてはならない。】(『牧羊者』p32)私たちの信仰と祈りが力あるものとされ、神の栄光を拝していけますように!
<お知らせ>
▷早くも7月の終わりを迎えました。今週中に、「今月のメッセージ」「今月のお祈り」「ヘッダー(ひまわり)」が更新されます。
▷猛暑真只中ですが、自然界の暑さにも負けない熱い霊を注いで頂くべく、神様が招集して下さる8月の聖会に祈りをもって望みたく願います。「今月(8月)のお祈り」ページもお開き下さって、どうぞお祈り下さり、ご参加ください。
①第125回 関西聖会 8/6(火)7(水)8/7(水)10:30~の聖会に、午前の祈祷会合流
②第63回 香登修養会 8/27(火)28(水)29(木)それぞれ午前と午後。牧師は3日間通います。小野牧師のご用は8/27(火)13:30~聖会Ⅱです。お祈り下さい。