4月最終聖日でした。2024.4/28(日)

≪今週のみ言葉≫

「彼らは舟を陸に着けると、すべてを捨ててイエスに従った。」ルカの福音書5章11

   説教題:『キリストに従う』    聖書:ルカの福音書5章1~11

「キリストの宣教」のテーマのその2は《弟子への招き》です。正式に12名の弟子の選びはルカ6・12~16に記されています。「すなわちペテロという名を与えられたシモンとその兄弟アンデレ、そしてヤコブ、ヨハネ、ピリポ、バルトロマイ、マタイ、トマス、アルパヨの子ヤコブ、熱心党と呼ばれていたシモン、ヤコブの子ユダ、イスカリオテのユダで、このユダが裏切る者となった。」(14~16)その初めの主要な4人、シモン・ペテロ、アンデレ、ヤコブ、ヨハネの召命の場面です。これらの弟子たちを使徒と呼ばれて、主は宣教に遣わされるのです。

Ⅰ.おことばですので(5)。 「ゲネサレ」(1)とは、北のガリラヤ湖畔の西北にある町、他には「キネレテ」湖畔とも聖書には記されています。神の言葉を聞こうとして押し迫ってきた群衆を見て、岸辺にあった二つの小舟の一つに乗り(それはシモンの舟でしたが)陸から少し漕ぎ出してもらって舟から群衆に教えられました。話が終ってシモンに言われました。「深みに漕ぎ出し、網を下ろして魚を捕りなさい。」(4)と。するとシモンは答えます。「先生。私たちは夜通し働きましたが、何一つ捕れませんでした。でも、おことばですので、網を下ろしてみましょう。」(5)「そして、そのとおりにすると、おびただし数の魚が入り、網が破れそうになった。そこで別の舟にいた仲間の者たちに、助けに来てくれるよう合図した。彼らがやって来て、魚を二艘の舟いっぱいに引き揚げたところ、両方とも沈みそうになった。」(6,7)彼らはプロの漁師でした。夜通し働いて捕れなければ、当然明け方捕れるはずはないとの認識のもとでしたが、「でも、おことばですので」(5)と、イエスのおことば通りにしたところ、予想外の大漁に彼らは驚きました!そればかりでなく、シモン・ペテロのうちには、主への畏れが湧き上がり、イエスの足もとにひれ伏して言いました。「主よ、私から離れてください。私は罪深い人間ですから。」と。

Ⅱ.イエスに従った(11)。シモン・ペテロのように、主への畏れを覚えたのは、.アンデレにしても、ヤコブ、ヨハネにしても同様だったに違いありません。その時イエスはシモンに言われました。「恐れることはない。今から後、あなたは人間を捕るようになるのです。」(10)と。「わたしについて来なさい。人間をとる漁師にしてあげよう。」(マタイ4・19,マルコ1・17)そして本日のみことばです。「彼らは舟を陸に着けると、すべてを捨ててイエスに従った。」(11)「彼らはすぐに網を捨ててイエスに従った。」(マタイ4・20)「彼らはすぐに舟と父親を残してイエスに従った。」(マタイ4・22)「すると、彼らはすぐに網を捨てて、イエスに従った。」(マルコ1・18)「すると彼らは父ゼベダイを雇い人たちとともに舟に残して、イエスの後について行った。(マルコ1・20)弟子とは、主のみ声(みことば)を聴いて従う者たちです。自らの無力さと、罪深さを知り、キリストのみ声に従い、人を捕る漁師とされたいものです。

<お知らせ>

▷早くも4月最終の礼拝でした。5/1(水)には「今月のお祈り」「今月のメッセージ」「ヘッダー(もっこうばら)が更新されます。

▷先週の臨時総会の結果をお知らせします。

①2026.5/4、5・ウィルグラハム・セレブレーション「愛と希望の祭典・四国」への教会としての賛同と協力に関しては、可決。

②「新会堂」香南由佐候補地購入と現会堂駐車場売却に関しては、2/3以上の賛成票に2票不足して否決となりました。続いて「プロジェクト希望にむかって委員会」にて語り合い、祈っていきます。ご加祷下さい。