8月や 6日9日 15日 2024.8/11(日)

≪今週のみ言葉≫

「この人は多くの罪を赦されています。彼女は多く愛したのですから。」

                            ルカの福音書7章47節

    説教題:『感謝の量り』   聖書:ルカの福音書7章36~50節

 第125回関西聖会は恵みの聖会でした。YouTube配信もされましたので、時がとれましたら5回の聖会を視聴してみて下さい。司会の先生が三つの「アツ(い)」の文字を掲げられました。①「暑」(気温)②「熱」(オリンピック)②「篤」(お互いの愛と信仰!) 本日の聖書箇所は様々に驚かされる内容です。パリサイ人の一人シモンがイエスを食事に招いた。歓迎というよりはむしろ観察してやろうとの動機のようでした。その町の罪の女が食卓についておられたイエスの足を涙でぬらし、髪の毛でぬぐい、その足に口づけして香油を塗るという出来事でした!

Ⅰ.少し愛したパリサイ人のシモン 

「この人がもし預言者だったら、自分にさわっている女がだれて、どんな女であるか知っているはずだ。この女は罪深いのだから」(39)と、シモンは心の中で思っていたのでした。ちゃんとご存知の主は、シモンに一つのたとえを話されました。「ある金貸しから二人の人が金を借りていた。一人は五百デナリ、もう一人は五十デナリ。彼らは返すことができなかったので、金貸しは二人とも借金を帳消しにしてやった。それでは、二人の内のどちらが、金貸しをより多く愛するようになるでしょうか。」(41,42)「より多く帳消しにしてもらったほうだと思います。」(43)とのシモンの判断は正しいものでした。そこで主はシモンの姿と、この罪の女の姿を、その光の中で解き明かされました。シモンは、「赦されることの少ない者は、愛することも少ないのです。」(47)の側に置かれる存在だと、主イエスから指摘されてしまいました。

Ⅱ.多く愛した罪深い女 

主イエスは、彼女の方を向いて、シモンに言われました。「わたしがあなたの家に入ってきたとき、あなたは足を洗う水もくれなかったが、彼女は涙でわたしの足をぬらし、自分の髪の毛でぬぐってくれました。(44)あなたは口づけしてくれなかったが、彼女は、わたしが入ってきたときから、わたしの足に口づけしてやめませんでした。(45)あなたはわたしの頭にオリーブ油を塗ってくれなかったが、彼女は、わたしの足に香油を塗ってくれました。(46)ですから、わたしはあなたに言います。この人は多くの罪を赦されています。彼女は多く愛したのですから。(47)」主イエスは彼女に、「あなたの罪は赦されています」と断言されました(48)。この女の人は、赦されるような者ではないと自覚しつつも、主イエスの罪の赦しの福音に触れて、言葉に尽くせない感謝と喜びに溢れ、様々なバリア(柵)を越えてまでも主イエスへの篤い愛を表さないではいられなかったのでした!今日、私の主への感謝の量り、愛の量りは?喜びと感謝に満ちて礼拝を、祈りを、そして奉仕をおささげできますように!

<お知らせ> 

▶6日(火)は広島原爆記念日、9日(金)は長崎原爆記念日でした。私たちは覚えて、祈りをおささげしました。平和のための祈りをあきらめずにささげ続けます。

▶15日(木)は、敗戦79周年記念日です。更に祈ります。また15日は、2026年5月4日、5日の松山で行われる『愛と希望の祭典・四国』のための『一斉祈祷日』です。全四国の教会のリバイバルのために、ウイル・グラハム・セレブレーションを通して、救いにあずかる方々が数多く与えられますように!篤くお祈りいたしましょう!