本日は『愛と希望の祭典・四国』一斉祈祷日です。 2024.9/15(日)
≪今週のみ言葉≫
「人の子は、失われた者を捜して救うために来たのです。」ルカの福音書19章10節
説教題:『最高の出会い』 聖書:ルカの福音書19章1~10節
虹の話です。8/27㈫香登でのご用を終えて、大坪羊子先生と共に高松に戻り、そこで美しい虹を仰ぎ、撮影しました。9/10㈫土砂降りの中を施設に居られる方々への敬老のプレゼントを届け、綾川のあたりでほんのり虹を発見しました。七色の虹、赤橙黄緑青藍紫(せき・と・おう・りょく・せい・らん・し)と覚えたらいいと、昔小6の男の子から教えてもらいました。米英は6色、仏独は5色、ロシアは4色とされているとのこと。17c.英国の物理学者ニュートンによる太陽光のプリズムによる色分けが日本の7色と同じだった。クリスチャンにとっては、虹の創造者と交わり、その虹が「契約のしるし」だと知る特権が与えられている。何という恵み!(創世記9・11~16)私たちクリスチャンはどれほど感謝に溢れましょうか!? そういうお方と『最高の出会い』を与えられた「ザアカイ」の実話です。
Ⅰ.ザアカイを捜したイエス 「ザアカイ」の名前を日本語訳で言うと、「正さん」とか「清さん」となります。名は態を表すとは言え、この時点での「ザアカイ」は、全く当てはまりませんでした。「取税人のかしらで、金持ちであった」(2)ということは、当時のユダヤ人からは嫌われ者の代表のような存在であり、「罪人」呼ばわりされていたからでした。金持ちになったのは、必要以上の税を取り立てていた故であり、取税人はローマの手下でしたから、誰にも相手にしてもらえない寂しい存在でした。しかし、イエスはそんなザアカイを知られた上で、彼を捜してエリコに入られたのでした。ザアカイは「背が低かったので」(3)群衆に遮られて見たいと願っていたイエスを見られないと知り、突飛な行動に出ました。普通の人ならそこまでと思われるような行動、即ち「先の方に走っていき、イエスを見ようとして、いちじく桑の木に登った」(4)のでした。そこで、5節。イエスはその場所に来ると、上を見上げて彼に言われた。「ザアカイ、急いで降りてきなさい。わたしは今日、あなたの家に泊まることにしているから。」初めて出会うザアカイの名を呼ばれ、その人に家に泊まるとまで言われるイエスは、まさに「捜して救うために」ザアカイのもとに来られたのでした。
Ⅱ.イエスを迎え入れたザアカイ このイエスからの呼びかけに、ザアカイの心臓はバクバク、今にも木から落ちそうなほど驚いたでしょう!まさに「ザアカイは急いで降りて来て、喜んでイエスを迎えた。」(6)のでした。「あの人は罪人のところに行って客となった」(7)とぶつぶつ文句を言った人々でした。イエスは一言もザアカイを責めることも諭すことも言われませんでしたのに、ザアカイは「立ち上がり、主に言った。」(8)のでした。すなわち、人生一大決心を主に告白したのでした。これまでのザアカイから180°回転、悔い改めの実を結び、ザアカイは自分の家にだけでなく、心の内にイエスを救い主、主の主としてお迎えしたのでした。まさに彼の人生『最高の出会い』となりました。
<お知らせ>
▶本日と明日、9/16(月祝)岡山にある「神の国キリスト教会」新会堂にて第47回西日本再臨待望大会が行われます。本日15:30~の聖会Ⅰにて小野牧師がご用します。ご用を終えて即高松に帰ります。お祈り下さい。
▶9/16(月祝)10:30~14:30高松田村町教会にて四国教区伝道応援として「教区賛美集会」が行われます。当教会からは今のところ12名の参加、全体では50名ばかり集いそうで楽しみです。よい賛美と交わり、そして伝道の時となりますよう、お祈り下さい。