Ⅱアドベント礼拝でした。 2024.12/8(日)
≪今週のみ言葉≫
「私のたましいは主をあがめ、私の霊は私の救い主である神をほめたたえます。」ルカの福音書1章46,47節
説教題:『神をほめたたえる』 聖書:ルカの福音書1章39~56節
「曙の光が、いと高き所から私たちに訪れ、暗闇と死の影に住んでいた者たちを照らし、私たちの足を平和の道に導く。」ルカの福音書1章78,79節
(バプテスマのヨハネの父ザカリヤの預言・「ベネディクトウス」(ラテン語で「ほむべきかな」)の1節より)
アドベント・クランツの光、イルミネーションの光、それらはみな、「わたしは世の光です」(ヨハネ8・12)と言われたキリストをあらわします。「光」は目にも心にも魂にも暖かさと喜びを与え、思わず与え主なる神への賛美が湧き出てきます。
Ⅰ.神をほめたたえるエリサベツ イザヤがイザヤ書9・6で預言した「ひとりのみどりご」の名の一つは「不思議な助言者」でした。その通りその誕生にまつわる多くの「不思議」を聖書は記します。不妊の女エリサベツに男の子が生まれる!マリアを励ました大きな一つの出来事でした。マリアはそのことを確かめるかの如く、また自分自身が今置かれている状況の中で、エリサベツとの交わりが必要と覚え、70~80Kmもあるユダに向かい、親戚同士の二人は語り合います。マリアの挨拶によって驚くべきことが起こりました。「子が胎内で踊り、エリサベツは聖霊に満たされた」(41)のでした!42~45節はまさにエリサベツの賛歌と言ってもいいような内容であり、マリアにとってこの上もない確信と励ましの言葉となりました。「あなたは女の中で最も祝福された方」(42)とは、まさにマリアを訪れた御使いガブリエルからの挨拶でもありました。「主によって語られたことは必ず実現すると信じた人は、さいわいです」(45)とのエリサベツからの言葉は、どれほどマリアを励まし、不動の信仰の確信へとどまらせたことでした。
Ⅱ.神をほめたたえるマリア 「私のたましいは主をあがめ、私の霊は私の救い主である神をたたえます」(46,47)と、マリアの賛歌「マグニフィカート」(ラテン語で「あがめます」)がほとばしり出てきました。サムエル記第一2章のハンナの祈りを、マリアがいかに愛唱していたかがよくわかります。 ~以下、『神と共に歩む日々』12/14分より~ この賛歌は、一つには個人的信仰の賛歌です。「私のたましい」「私の霊」「私の救い主である神」「私を」「私に」とあり、更にはマリアはこの賛歌を、ヨセフの反応や人々の反応をまだ知らない時に歌っているからです。先取りの信仰の賛歌、信仰による勝利の賛歌です。またもう一つには、経綸(神の計画)に対する世界的賛歌でもあります(49節後半~55節)。私も今あわれみにより救われ、内に救い主をお宿しさせて頂いている者です。信仰による賛歌をもっともっとささげる『神をほめたたえる者』でありたいものです。
<お知らせ>
▶Ⅰアドベント聖日の17:00~22:00、以来毎夜クリスマスツリー(イルミネーション)が「教育館」壁面に点灯しています。また礼拝堂壁面には星が点灯しています。2025年1/11(土)まで輝きます。近隣の方々、道行く方々の心に神様が語ってくださいますよう祈ります。
▶次週、12/15(日)礼拝後には「歌声カフェ⑪」を開きます。♪キャロルを歌おう♪です。イエス・キリストによる救いの喜びを心より賛美します。新しい方々が神様に招かれておいでになりますようお祈りします。