2月最終聖日でした。2025.2/23(日)
≪今週のみ言葉≫
「鋤に手をかけてからうしろを見る者はだれも、神の国にふさわしくありません。」
ルカの福音書9章62節
説教題:『前進への決心』 聖書:ルカ9章51~62節
本日から「キリストの十字架への道」をたどります。そのユダヤ伝道の出発点が各福音書とも特別な1節で始まります。
・マタイの福音書19章1節 「イエスはこれらの話を終えると、ガリラヤを去り、ヨルダンの川向こうを経てユダヤ地方へ入られた。」
・マルコの福音書10章1節 「イエスは立ち上がり、そこからユダヤ地方とヨルダンの川向こうに行かれた。」
◎ルカの福音書9章51節 「さて、天に上げられる日が近づいてきたころのことであった。イエスは御顔をエルサレムに向け、毅然として進んで行かれた。」
・ヨハネの福音書7章10節 「しかし、兄弟たちが祭りに上って行った後で、イエスご自身も、表立ってではなく、いわば内密に上って行かれた。」
Ⅰ.どちらに顔を向ける? 主イエスは天に上げられる日が近づいたのを知られ、その御顔をまっすぐにエルサレムに向けられました。文語訳には、「御顔を堅くエルサレムに向け」とあります。神よりの使命に生き抜かれようとする覚悟の程がうかがえます。【十字架に向かう道は,イエス様だけの道ではありませんでした。イエス様は「だれでもわたしについて来たいと思うなら、自分を捨て、日々自分の十字架を負って、わたしに従って来なさい」と弟子たちに求めました。わたしたちもまた、イエス様の後について来るように招かれています。イエス様について行こうと決心し、イエス様の行く方に向かっていきたいと思います。】(『牧羊者』p.45)
Ⅱ.どのように主に従う? (以下、『神と共に歩む日々』2/17分)
『献 身』
すると、イエスは彼に言われた。「鋤に手をかけてからうしろを見る者はだれも、神の国にふさわしくありません。」(9・62)
改めてここで私たちがお従いする主は、「十字架の主」であることが迫ってきます。主に献身して従おうとする三種類の人への、主のおことばを味わいます。 あなたのおいでになる所ならどこにでも、と近づいた人に、主は、この道は枕する所もないような容易でない道、貧苦に耐えうる覚悟があるかと挑戦されました。「わたしについてきなさい」と第二の人への主のことばに対し、父の葬りの後でとの返事。葬りは未信者たちに任せて何をおいてもすぐ従うようにとの主の招きです。第三の人にも、肉的なきずなも聖別し、ひとたび決意したなら一意専心、一筋に従うように促されました。主に従うことが、常にまず第一に置かれるべきなのです。振り向くゆとりもないのです。主と共に前進あるのみです。私の献身の姿はどうでしょうか。
<お知らせ>
▷2月も早くも「逃げる」の通り、今週の金曜日で終り、土曜日から3月です。
▷「今月のメッセージ」」「今月のお祈り」「ヘッダー(さざんか)」が更新されます。
▷3月は「卒業」や「送別」の月です。それぞれ人生の中で、<変化>を迎える方々のために、インマヌエルの主の変わらない臨在の祝福をお祈りいたします。