立秋を過ぎ、ほんのり秋らしくなりました。  2025.8/17(日)

≪今週のみ言葉≫「私は、海と陸を造られた天の神【主】を恐れる者です。」ヨナ書1章9

 説教題: 『預言者ヨナ』   聖 書:ヨナ書1章1~17

 本日は12の小預言書の第五番目に位置するヨナ書からのメッセージです。ちょうど『アジア宣教』誌の8月号(NO.550)の巻頭言がヨナ書からのメッセージでした。「御ことばを聞かせていただく信仰」とのタイトルで、宮城県石巻市、いしのみなと教会の金谷政勇牧師の文章です。<>の中は、そこからの引用です。

  .神からの逃避 <ヨナ書のはじまりに、「主のことばがあった」と記されています。「あった」というのは、彼の生活の中で継続的に与えられていたことが意味されています。それが、神の言葉に聴く預言者の生活と聞くと、私たちの信仰生活とは比べものにならないほどの神の御臨在を感じる生活があったのかと思わされます。> 「しかし、ヨナは立って、主のみ顔を避けてタルシシュへ逃れようとした。」(3)「主のみ顔を避けて」とは、3度も記されています。3節に2回と、10節に1回。神から、「立ってあの大きな都ニネベに行き、これに向かって叫べ。彼らの悪がわたしの前に上って来たからだ。」(2)と語られたヨナでした。北方にあるイスラエルを圧迫してきているアッシリアの首都ニネベです。ヨナの語る神の言葉によって、ニネベの人々が悔い改めでもしたら、敵を救うことになってしまうと、ヨナは恐れ反対方向のタルシシュ(今のスペインのあたり)へ逃れ、この従いたくない使命からも逃れようとしたのでした。ちょうどタイミング良く、タルシシュ行きの船を見つけて、ヨナは乗り込みました。

  .神からの追求 「ところが、主が大風を海に吹きつけられたので、激しい暴風が海に起こった。それで船は難破しそうになった。」(4)のでした。水夫たちは恐れ、それぞれ自分の神に向かって叫び、船の積荷を海に投げ捨てました。船底で眠るヨナに船長は声をかけ、人々は誰のせいでこの災いが降りかかったかと、くじ(小石を用いてのもの)を引くと、ヨナに当たり、人々に尋ねられて、ヨナは今日のみ言葉を語りました。人々は非常に恐れて、ヨナに「何ということをしたのか」と言い、「海が静まるためにあなたをどうすればよいのか」とのことで、ヨナは自分を海に投げ込むように語りました。船員たちの行動と祈りが印象的です。ヨナは海中に。海は凪になりました。「主は大きな魚を備えて、ヨナを呑み込ませた。ヨナは三日三晩、魚の腹の中に居た。」(17)あり得ないと思えるような神の奇跡による追求です。【ここにはどんな方法を使ってでもヨナを預言者として用いてニネベの人々を救おうとする主の熱心が表れています。】(『牧羊者』p.44) <もう一度、神の御ことばを聞かせて頂ける信仰を求めたいと思います。そのためには、聖書からお語りくださいと、継続する御ことばと祈りの生活が求められるのではないでしょうか。救い主イエスは小さな信仰を持つ者に対して、いつも先んじて助けを用意して下さっているお方です。弱さを前面に出すことができたアミタイの子と呼ばれるヨナは、その名の通り『鳩(ヨナ)』のように、『忠実(アミタイ)の子』として生きようとしていたのを忘れないようにしたいです。>

    <お知らせ> 

▶ 本日の礼拝にて、クリスチャンの娘さん、クリスチャンの孫娘さん、クリスチャンの二人の男の子のひ孫を持つ姉妹が91才で受洗されました。ハレルヤ!

▶ 「聖会は、神が召集されるもの」と叩き込まれてきました。神が招かれる、霊の饗宴に一人でも多くの信仰者が出席し、霊の恵みを魂の深いところで頂いて、収穫の秋に備えられたらと、祈りを熱くします。

 ・8/26㈫~28㈭備前市での第64回香登修養会、午前・午後6回の聖会です。

 ・9/23㈫㈷第61回四国聖会は、午前・午後2回の聖会が徳島県の小松島栄光教会にて行われます。