10月最終礼拝でした。2025.10/26(日)

<今週のみことば>

「わたしは良い牧者です。良い牧者は羊たちのためにいのちを捨てます。」

                                                                                 ヨハネの福音書10章11節

 説教題: 『良い牧者キリスト』  聖 書:ヨハネの福音書10章1~15節

 10章でイエスが話した「良い牧者」のたとえの背景は、実は先週の9章のできごとです。ここで盗人とか強盗とたとえられるのは、9章において「生まれつき目の見えなかった人」を「会堂から追い出してしまった」(9・25)、つまり宗教共同体から破門してしまったパリサイ人たちのことを指しています。当時の宗教指導者達は、イエスによって目を開かれた人をそのように扱ってしまったのでしたが、癒されたその人はイエスというまことの牧者と出会い、その囲いに導き入れられるに至ったのでした。

Ⅰ.わたしは良い牧者 

・「門から入るのは羊たちの牧者です。門番は牧者のために門を開き、羊たちはその声を聞き分けます。牧者は自分の羊たちを、それぞれ名を呼んで連れ出します。」(2、3)【神はご自身の所有の民を名前で呼ばれる(イザヤ43・1)】(『牧羊者』p.22) 「恐れるな。わたしがあなたを贖ったからだ。わたしはあなたの名を呼んだ。あなたは、わたしのもの。」(イザヤ43・1)

 ・「わたしは門です。だれでも、わたしを通って入るなら救われます。また出たり入ったりして、牧草を見つけます。」(9)「わたしが来たのは、羊たちがいのちを得るため、それも豊かに得るためです。」(10)

 ・「わたしは良い牧者です。良い牧者は羊たちのためにいのちを捨てます。」(11)「わたしは良い牧者です。わたしはわたしのものを知っており、わたしのものは、わたしを知っています。ちょうど、父がわたしを知っておられ、わたしが父を知っているのと同じです。また、わたしは羊たちのために自分のいのちを捨てます。」(14、15)。カルバリの十字架に実現しました。

Ⅱ.主は私の羊飼い 

良い羊飼いである主イエスの豊かな恵みと祝福は、羊を飼っていた少年ダビデがのちに歌った「詩篇23篇」に賛えられています。『牧羊者』(p.28)に記されている「リビング・バイブル訳」で味わってみましょう。「主は私の羊飼いですから、必要なものはみな与えてくださいます。主は私を豊かな牧草地にいこわせ、ゆるやかな流れのほとりに導いて行かれます。主は傷ついたこの身を生き返らせ、主の栄光を現すことができるよう、私を助けてくださいます。たとえ、死の暗い谷間を通ることがあっても、恐れません。主がすぐそばにいて、私の行く道をいつもお守りくださるからです。・・・それはあふれるほどの祝福です。生きている限り、主の恵みといつくしみが、私を追ってきます。やがて私は主の家に帰り、いつまでもあなたとともに暮らすことでしょう」(リビング・バイブル)。 B.F.バックストン師は「1~3節までは、クリスチャンなら皆歌うことができるが、4節以下は、潔められたクリスチャンにしか歌うことができない」と言われます。

<お知らせ>

▷今週の金曜日は、10/31。「宗教開拓.508周年記念日」です。「聖書のみ・信仰のみ・万人祭司」信仰義認の恵みに感謝し、堅く立ちましょう。

▷『愛と希望の祭典・四国』本大会、2026年5/4(月・祝)5(火・祝)までにあと190日前となりました。「アンデレカード」による祈り、「教会での祈り」に更に熱く励みましょう。