ベラカ Ⅱ歴代誌20:1-30
四日目に、彼らはベラカの谷に集まり、その所で主をほめたたえた。それゆえ、人々はその所の名をベラカの谷と呼んだ。今日もそうである。(26節)
谷と言えば、涙の谷、死の陰の谷という暗いイメージですが、ここではベラカ(祝福の意)の谷というように一転しています。アサ王の子ヨシャパテの治世中、モアブ人、アモン人等の連合軍が攻めあがってくる危機の中で、王は主に求め、ユダ全国に断食を布告し、祈りました。「ただ、あなたに私たちの目を注ぐのみです」(12節)と。ヤハジエルに臨んだ主の霊。主の激励と作戦。王と民の礼拝、即座の従順。勝利の先取り感謝と賛美が御前にのぼるや否や、主の驚くべきみわざ(22-24節)!戦利品の分捕りに3日もかかり、4日目に彼らはベラカの谷に集まり、その所で主をほめたたえたのでした(26節)私たちの人生にも幾つか通り過ぎる谷を恐れることはありません。その谷を必ずや、ベラカの谷に変えてくださる主にハレルヤを。
神と共に歩む日々 小野淳子著