わたしです。ルカ24:33-49
「わたしの手やわたしの足を見なさい。まさしくわたしです。わたしにさわって、よく見なさい。霊ならこんな肉や骨はありません。わたしは持っています。」(39節)
主の復活の話題で持ちきり。なんと幸いな集まりではありませんか。私たちの会話や話題もこうでありたいものです。そこへイエスご自身が現れてくださり、彼らの真ん中に立たれました。今までそのことを話していたにもかかわらず、彼らは霊を見ているのだと驚き恐れました。彼らの心を見抜かれた主は、「わたしの手やわたしの足を見なさい。まさしくわたしです。わたしにさわって、よく見なさい」と諭されます。イエス・キリストの復活は霊だけではない、現実の肉体の復活です。「それでも、彼らは、うれしさのあまりまだ信じられず、不思議がっているので」(41節)、主は焼いた魚を食されました。弟子たちの様子を思うとき、「復活の事実」がいかに神々しいものかと思います。やがて天にて、私もこんな気持ちを味わうのでしょうか。
神と共に歩む日々 小野淳子著