3月最終礼拝でした。2020.3/29(日)
≪今週のみ言葉≫
「それで、ピラトは群衆を満足させようと思って、バラバをゆるしてやり、イエスをむち打ったのち、十字架につけるために引きわたした」。マルコ15章15節
「さて、祭のたびごとに、ピラトは人々が願い出る囚人ひとりを、ゆるしてやることにしていた」(6)
ユダヤ人たちに連れてこられたイエスに対して、ピラトは何の罪も認められず、訴えられたのは長老たちや祭司長たちの妬みによることがわかっていたのでした。そこで「バラバ」と「イエス」を群衆に選択させようと引き合いに出しました。ピラトの考えでは、100人中99人が「主イエスを特赦にして下さい」と言うだろうと。そして、この暴動と殺人の罪とで服役中だったバラバを比べれば、一目瞭然、このような者がゆるされて出てくれば民衆は安心できないと思ったのでした。ピラト自身もまことに名案だと自負し、これで主イエスを釈放できると思ったのでした。群衆への問いかけに対し、耳を疑うような答えが叫ばれました。「バラバを赦せ」「それではこの人をどうするのか」「十字架につけろ!」バラバを赦して暴動も殺人も認める愚かな選択でした。民衆は祭司長たち指導者たちに扇動されたのでした。バラバは赦された!!イエスの身代わりの死によって。それはまた私たちの姿です。
<お知らせ>
▷大変な「受難節」を過ごしています。主の憐れみと守りを祈り、コロナウイルスのすみやかな終息をと祈り続けます。
▷今週水曜日には新しい月、4月を迎えます。願わくは「復活節」にふさわしい世界にと祈ります。「今月のメッセージ」「4月のお祈り」「ヘッダー(桃の花)」が更新されます。