聖霊 使徒2:22-35

「ですから、神の右に上げられたイエスが、御父から約束された聖霊を受けて、今あなたがたが見聞きしているこの聖霊をお注ぎになったのです。」(33節)

「われは聖霊を信ず」、短いながらなんと多くを包含する使徒信条の告白でしょう。私を愛し、私のためにいのちを捨てられた御子イエスが、御父から約束された聖霊をを受け、今聖霊をお注ぎくださっています。ご聖霊について聖書は語ります。「神の聖霊を悲しませてはいけません」(エペソ4・30)、「御霊を消してはなりません」(Ⅰテサロニケ5・19)、むしろ「御霊に満たされなさい」(エペソ5・18)。さらに「権力によらず、能力によらず、わたしの霊によって」(ゼカリヤ4・6)と。ご人格なるご聖霊をいかほど知らせていただき体験させていただいているでしょう。今は信仰や聖霊なくして何かができそうな時代。でも「万事聖霊」そのため「万事祈祷」にて、私の生涯と奉仕の中に十分にご聖霊の働かれる余地を差し上げ、神のみわざを拝したいものです。

神と共に歩む日々 小野淳子著