Ⅲアドベント礼拝でした。2020.12/13(日)
≪今週のみ言葉≫
「その名をイエスとつけなさい。この方がご自分の民をその罪からお救いになるのです。」 マタイ1章21節
説教題:『その名はイエス』 聖 書 マタイ1章18~25節
12/10㈫の讀賣新聞には、香川版の中に、まんのう公園の豪勢なイルミネーション写真が載っていました。きっと世界中、ここかしこに輝く光の饗宴が見られることでしょう。しかし、最初のクリスマスとはかけ離れていることを思います。私たちは今日も信仰と慎みの霊を持って初めのクリスマスを味わいます。
Ⅰ.御使いガブリエルがマリアに(ルカ1・26~38)
「しかし時が満ちて、神はご自分の御子を、女から生まれたもの、律法の下にある者として使わされました。」(ガラテヤ4・4)「御使いガブリエルが神から使わされて、ガリラヤのナザレという町の一人の処女のところに来た。」(ルカ1・26)「恐れることはありません、マリア。あなたは神から恵みを受けたのです。見なさい。あなたは身ごもって、男の子を産みます。その名をイエスとつけなさい。」(30,31)との御使いの言葉にマリアは言います。「どうしてそのようなことが起こるのでしょう。私は男の人を知りませんのに。」(34)と。「聖霊があなたの上に望み、いと高き方の力があなたをおおいます。それゆえ、生まれる子は聖なるもの、神の子と呼ばれます。神にとって不可能なことは何もありません。」(35,37)「私は主のはしためです。どうぞ、あなたのおことばどおり、この身になりますように。」(38)とマリアは答えました。マリアの全能の神への信頼、全き献身がクリスマスを成就しました。
Ⅱ.主の使いが夢でヨセフに(本日のテキスト)
「母マリアはヨセフと婚約していたが、二人がまだ一緒にならないうちに、聖霊によって身ごもっていることが分かった。」(18)ヨセフは、悩み苦しみ、マリアへの愛ゆえに、律法によってさばかれることからマリアを救うためにひそかに離縁しようと思いました。しかし、ヨセフがこのことを思い巡らしていたところ、主の使いが夢に現れてヨセフに言いました。「ダビデの子ヨセフよ、恐れずにマリアをあなたの妻として迎えなさい。その胎に宿っている子は聖霊によるのです。マリアは男の子を産みます。その名をイエスとつけなさい。この方がご自分の民をその罪からお救いになるのです。」(20,21)このすべての出来事は、預言者イザヤの預言の成就でした。「見よ、処女が身ごもっている。そして男の子を産む。その名はインマヌエルと呼ばれる。」(イザヤ7・14)ヨセフは眠りから覚めて、夢で主の使いが命じた通りにマリアを自分の妻として迎えました。「そして、その子の名をイエスとつけた」(25)のでした。「イエス」(ギリシャ語はイエス―ス)(ヘブル語ではイェシュア・ヨシュアの短縮形ギリシャ語読み)その名は「主は救い」の意味です。当時のユダヤ人一般の救いの期待は、政治的な救いでしたが、イエスがもたらす救いは『罪からの救い』なのです。神の永遠の救いの計画のために、神の働きは勿論のこと、マリアの献身、ヨセフの愛と従順が用いられました。神のひとり子イエスでさえ、神の助けと共に人 マリアとヨセフの助けを必要とされたのでした。マリアとヨセフへの神からの信任にも改めて、目を見張る思いです。私たちも神からと共に人からの助けを与えられて生かされていることを思います。そして、まことのクリスマスとは『救い主として誕生されたキリストにより罪赦され、救いをいただく』(『牧羊者』12/13目標。P75)これがまことのクリスマスなのです。
<お知らせ>
▷いよいよ次週、12/20㈰は10:15~11:30今年の「クリスマス礼拝」です。洗礼式、転入会式、聖餐式が行われますことを、神様に心より感謝しております。
▷年末年始の予定は、コロナ禍の中で、例年とは違ったものになります。
・12/27㈰10:15~11:15 年末感謝礼拝 パン昼食の後、12:00~13:00年末感謝祈祷会
・2021・1/3㈰ 10:15~11:15 新年礼拝
※元旦は各自家庭で礼拝、新年礼拝後の記念撮影も延期と致します。
※コロナの終息と諸教会のリバイバルをお祈りします。