6月第一聖日ペンテコステ礼拝でした。2022.6/5

≪今週のみ言葉≫

「その方、すなわち真理の御霊が来ると、あなたがたをすべての真理に導いてくださいます。」ヨハネの福音書16章13節

  説教題: 『ペンテコステおめでとう!』  聖書:ヨハネの福音書16章4~15節

    英国のエリザベス女王(96才)が、今年で即位70年を迎え、2日~5日、全国で記念行事が行われています。1952年2月6日に即位。ビクトリア女王の在位期間の63年7ヵ月を抜いて英国史上最長です。しかし、キリストは王の王、主の主として、永遠に全世界、全宇宙を統治しておられるお方です。そのキリストの贖いの功績の結果、約束の聖霊が、キリストのご昇天後、10日後に、祈り待ち望んだ弟子たちの上に如実に力強く注がれました。「聖霊降臨」のできごとでした。

Ⅰ.ペンテコステに起こったこと。(使徒の働き1章2章)

「五旬節の日になって、皆が同じ場所に集まっていた。」(2・1)50日、即ち復活後40日、昇天後10日で計50日です。「ペンテ」は「5」と言う数字を示しています。モーセ5書も「ペンタチューク」と言われる通りです。「皆」とは「120人ほどの人々」(1・15)でした。キリストの昇天を目撃したのは500人以上の人々でした。(Ⅰコリント15・6)その内の「120人ほどの人々」が主の言葉に従って、屋上の部屋で祈っていたのでした。「すると天から突然、激しい風が吹いてきたような響きが起こり、彼らが座っていた家全体に響き渡った。また、炎のような舌が分かれて現れ、一人ひとりの上にとどまった。すると皆が聖霊に満たされ、御霊が語らせるままに、他国のいろいろなことばで話し始めた。」(2-4)驚くべき天からの賜物、約束の聖霊の降臨の有様を、ルカは、「ような」「のような」と表現しています。ここに聖霊なるお方の表徴を見ることができます。’The Emblems of the Holy Spirit’ です。①激しい風。ヘブル語で「ルアハ」という「神の霊」です。(創世記1・2) ②炎。まさに焼き尽くす火です。水で清められないところを火はきよめます。 ③舌。これはあかしの言葉を示します。あのペテロが、事の次第を解き明かし、ヨエル2・28の預言の成就と語り、ユダヤ人たちの罪を指摘し、悔い改めを勧め、その日信じてバプテスマを受けた人々3,000人ほどが中間に加えられ、(2・41)、地上神の国と言われる「教会が誕生」したのでした。ハレルヤ!

Ⅱ.キリストの霊に満たされて(ヨハネの福音書16章7~14節)。

本日のテキストはキリストが世を去る前に弟子たちに懇ろに語った教えです。わたしの代わりに「助け主、慰め主、真理の御霊」をつかわします。「わたしが去って行くことは、あなたがたの益になるのです」(7)と。水のバプテスマにあずかった者が次には『聖霊のバプテスマ』にあずかるのです。聖霊はキリストの霊です。キリストのように父のみ心に完全服従して、神に栄光を帰するためにはこのバプテスマが必須です。情報過多交錯の時代、唯一絶対の情報は「神のことば」です。真理の御霊に助けられ、みことばと祈り一筋に、神の栄光のための歩みを選び取って行きましょう。

<お知らせ>

▷ペンテコステおめでとうございます!聖霊が臨み、聖霊に満たされた弟子たちは、「姿変わり」

 しました! 私たちの上にも同じ恵みが注がれ、主の証人として日々歩ませてくださるように

 お祈りします。

▷礼拝後久しぶりに、「たんぽぽの会」が開かれます。特に「若い方への伝道」について語り合う会

 として発足した会です。聖霊なる神のよき導きを頂いて有意義な時となりますように!