教会創立73周年記念礼拝でした。2022.10/2(日)

≪今週のみ言葉≫

「ナザレのイエス・キリストの名によって立ち上がり、歩きなさい。」使徒の働き3章6節

説教題: 『イエス・キリストの名によって』  聖書:使徒の働き3章1~10節                           

高松新生教会創立73周年、心よりおめでとうございます!70周年をお祝いして早くも3年です。そしてこの3年は新型コロナウイルスのため、教会活動も多くの制限を強いられてきました。しかし、「イエス・キリストは、昨日も今日も、とこしえに変わることがありません。」(ヘブル人への手紙13章8節)本日のみことばと、イエス・キリストの名を信じる信仰による奇跡の事実を通して、私たちの信仰を奮い立たせて頂き、キリストの御名による新しくも力強い歩みを踏み出させて頂いて、多くの先輩方によって築かれてきた高松新生教会の歴史をしっかりと刻んでいくことに致しましょう。

Ⅰ.金銀は私にはない。「美しの門」と呼ばれる宮の門にて、その名にはとても似つかわしくない光景がありました。「生まれつき足の不自由な人が運ばれてきた」(2)のでした。午後三時の祈りの時間に、ペテロとヨハネがちょうど宮にのぼってきたところでした。この男の人は、四十歳を過ぎた人でした。(4・22)そしてペテロとヨハネを見て、施しを求めたのでした。その日その日の暮らしのために、こうして宮の門に運んでもらっては、金銭を恵んでもらう生活でした。何と悲しくも希望のない日々だったことでしょう。ペテロとヨハネはこの人を見つめて、「私たちを見なさい」と言いました。「彼は何かもらえると期待して、二人に目を注いだ」(5)のでした。きっと多額の金銭を期待したに違いありません。ところがペテロが言ったことばは、「金銀は私にはない。」(6)という、まことに望みがなくなってしまうような言葉でした。内心、どんなにかがっかりしたことでしょうか。

Ⅱ.私にあるものをあげよう。 しかし、それに続いたことばは、「しかし、私にあるものをあげよう。ナザレのイエス・キリストの名によって立ち上がり、歩きなさい。」(6)というものでした。ペテロは、お金よりはるかに価値あるもの、彼の問題を根本的に解決する、唯一の良いものを提供しようとしていました。この男の人の心の内に、このペテロのことばを聞いた瞬間、~イエス様ならこの自分をいやして救ってくださるに違いない~と信じる信仰が湧き上がってきたのでした。それと同時に、ペテロは彼の右手を取って立たせました。「するとたちまち、彼の足のくるぶしが強くなり、躍り上がって立ち、歩き出した。そして、歩いたり飛び跳ねたりしながら、神を賛美しつつ二人と一緒に宮に入って行った。」(7~8)というのです! 全くの新しい人生の始まりでした。物乞いをしなくてもいい生活。自分で金銀を得ることのできる生活。そして何にもまして、彼は生まれて初めて、ペテロ、ヨハネと共に宮の内に入って行くという感激を味わったのでした。人々は、「彼の身に起こったことに、ものも言えないほど驚いた。」(10)のでした。「このイエスの名が、その名を信じる信仰のゆえに、あなたがたが今見て知っているこの人を強くしました。」(16) 《イエスのみ名によって、信仰を持って、さらにさらに祈ろう!!》と奮い立たされませんか!?

<お知らせ>

▶10月に入りました。「今月のメッセージ」「今月のお祈り」「ヘッダー(コスモス)」が更新されています。

▶10月には、以下のように、ゲストをお迎えしての礼拝が行われます。今よりお祈り下さい。

・10/16㈰ 礼拝の中で、「ギデオン・ラリー」(西岡 治兄)

・10/23㈰ 宇井英樹・由美宣教師によるデピュテーション礼拝

・10/30㈰ 植松敏幸師説教の礼拝

▶10/10㈪㈷、小松島栄光教会にて、第58回四国聖会が行われます。午後に2回の聖会です。

聖会Ⅰ. 13:00~14:30 田口学師

聖会Ⅱ. 15:00~16:30 小野淳子師

対面出席は徳島県内在住の方々に限られますが、YouTube配信されます。ご視聴下さい。お祈り下さい。