年末感謝礼拝でした。 2024.12/29(日)
≪今週のみ言葉≫
「万軍の主の熱心がこれをなさるのである。」イザヤ書9章7節
説教題「リバイバルの小石」 聖書:サムエル記第一17章41~54節
今朝のメッセージの所は、旧約聖書の中でも最も痛快な物語の一つに数えられるところで
す。それも、ダビデの少年時代のもので、教会学校でもよく語られる、巨人ゴリアテと
の戦いの場面なのです。(まずは紙芝居で内容を得て頂きます。)
(1)当時、イスラエルとペリシテとは、常に戦いがありました。そんな中、ダビデ少年の
父エッサイはダビデに、戦場にいるダビデの兄たちの安否を見てくるようにと戦場へ遣
わしました。ダビデはエラの谷のイスラエル陣営に到着しましたが、イスラエルの陣営
は静かでした。
(2)その時、ペリシテの陣営から巨人ゴリアテが現れ、イスラエルの兵士たちに一騎打ち
の名乗りを上げ、イスラエル兵士をあおりました。だがそれに答えて、出て行く者は誰
もいません。そこでゴリアテはイスラエルの兵士だけでなくイスラエルの神をも罵(のの
し)ったのです。
(3)それを聞いたダビデは、大変立腹しました。そこで、イスラエルの兵士の一人に「ど
うして誰も行かないのか?」と尋ねると、「あれは巨人で今までに何十人何百人も殺し
ているので、皆、死にたくないので出て行かないのだ。」と応えました。
(4)それを知ったダビデ少年は「誰も行かないなら、僕が行く」と、出て行ったのです。
それを見たゴリアテは大笑いして相手にしませんでした。
(5)それに対してダビデ少年は、石投げで、小石をゴリアテの額に投げ打ちました。何と
、その一発の小石だけで、巨人ゴリアテを倒しました。
(6)ダビデ少年はゴリアテの剣で、ゴリアテの首を切り落としました。それに気づいたイ
スラエル兵は、歓声と共にペリシテ兵に襲いかかり、大勝利しました。
この戦いで大功労者はダビデ少年でした。ダビデはイスラエルを救いリバイバルを起
したのです。
Ⅰ.なぜイスラエル兵士は出て行かなかったのでしょうか。
今までのゴリアテの強さを知っていただけでなく、目の前の巨人の姿に囚(とら)われ、圧
倒され、神を見てはいなかったからです。それに対してダビデ少年は、ゴリアテの背後
に居られる神を見て、その信仰によって恐れず出て行ったのです。
「神が私の味方であるなら、誰が私たちに敵し得ようか。」(ローマ8・31)
「心の清い人たちは、さいわいである。彼らは神を見るであろう。」(マタイ5・8)
Ⅱ.現代のゴリアテの壁
今のキリスト教会は、大きな壁に突き当たり消極的になり、何をしてもだめと、閉塞感に
囚われて動こうとはしなくなっていないでしょうか?それはイスラエル兵士がゴリアテ
の壁の前で、うずくまっている姿と似ていませんか。この度、2026年5月に松山におい
てビリーグラハム伝道協会が、伝道活動をされるとのこと、この時こそダビデ少年のよ
うに立ち上がり!信仰に立ってこの活動に協力すべきです!リバイバルの機会です。ダ
ビデが投げた小石は、誰が見ても武器とは見えません。祈りも又、人から見ると、小石
と同じ、気休めの武器とは見えません。しかし、ダビデの小石はゴリアテを倒しました
。私たちの祈りこそ信仰を込めて放ったなら、最大の武器となるのです。祈りに参加し
ましょう。リバイバルを起して頂きましょう。
<お知らせ>
▶主の2024年最終聖日礼拝でした。礼拝後昼食をとって「年末感謝祈祷会」を行います。共々に大いなる感謝を神様におささげします!
▶今週水曜日が2025年の元旦となり久しぶりに教会に集っての元旦礼拝をおささげします。新しい年、主の2025年の祝福を祈りつつ共に礼拝をささげます。
▶「今月のメッセージ」「今月のお祈り」「ヘッダー(果物)」が更新されます。
▶どうぞ主にありて恵みあふれる年末年始をお過ごし下さい。この一年も当HPをご覧下さりありがとうございました!主の2025年もよろしくお願いいたします!